六畳間のアパート

手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰

アジカンについて語らせてくれよ

おぉ~うぉうぉイェーイイェーイェー

このフレーズ分かるオタク、あなたはアジカンが好きですね?

僕もアジカンが好きよ。

 

はい、というわけで今回は僕が一番好きなバンド ASIAN KUNG-FU GENERATIONについて語らせてたもう。

 

今回はいつも以上に独りよがりの自己満マスターベーションなので、新規の方に向けてというよりもなぜ僕がアジカンを好きなのかについて語っていくので、もし「このブログを見てアジカンを好きになれるかな」て思っている方は、そっとブログページを閉じて僕のツイートを見るか、他の記事をお読みください。

あ、でもやっぱ読んで欲しいや読んでくださいお願いします。

 

目次

 

 

僕とアジカンの出会い

僕が中学3年の時、当時僕が熱中していたネットを挟み白球を打ち込み合うスポーツのクラブチームの先輩の影響でハマった。

 

僕はその先輩の影響をバンバン受けていたので、その先輩が良いと言うものは良い、こうすりゃ勝てると言われたら勝てると信じ込む、もう盲信に近いものがあった。

 

その先輩がボソッと「アジカン、ええなぁ」と言っていたのを聞き逃さなかった僕は帰ってすぐ「アジカン とは」で検索した。

それからアジカンを知っていくには時間を有さなかった。

 

はじめて聴いた"アジカン"は?

ここで言うはじめて聴いたアジカンの曲というのは、その先輩から勧められて聴いたはじめての曲に当たる。

 

リライトや遥か彼方は元々聴いたことがあったのでここでは含まない、と、なるとはじめて聴いたアジカンソラニンになる。

 

この曲の作詞は漫画家 浅野いにお先生。

そう、みんな大好き停滞している毎日に嫌気が差した系漫画『ソラニンの作者の、あの、浅野いにお先生。

 

と、いうのもこの曲自体映画 ソラニン で使われた曲でありまして、漫画でもこの歌詞は出てきた。

それにゴッチがメロディをつけた感じ。

 

はじめて聴いた時は衝撃が走った。頭の上に稲妻が走った。

 

中2の時、はじめてELLEGARDEN(エルレガーデン、以降エルレ)に出会ったあの瞬間を思い出した。

 

静かなイントロギターリフ、オクターブ多用のゴリゴリ熱いメロディ、から熱いサビ。

好きすぎる。

 

あと、終盤の「虹色の長いマァ〜〜フラァ〜〜(ねっとり)」も好きね。

 

ギターもかなり簡単でコピーして遊んでいた。

カンタンでカッコ良い。

そんな曲を作れるアジカン 後藤は間違えなく天才だ。

 

 

アジカンをさらに好きになった

当時の僕(中学3年生)は、エルレの狂信者だった。

 

曲も全て持っていて、学校から帰ってくるなりイヤホンをつけてエルレをガンガン流していた。

 

先ほどの卓球クラブの先輩ではないが、僕は憧れた人間の好きなものまで好きになるタイプの人間だ。

エルレ…というより、エルレのボーカルだった細美武士の好きなものは僕も好きになった

 

あの頃は本気で細美武士になろうとしていた

 

そして、その細美武士アジカンのゴッチと仲がよいと聞き、そこから狂ったようにアジカンエルレを聞きまくった。

 

理由もクソもなかった、我ながら単純すぎる。

 

 

いつからアジカンが1番になったのか

先ほどから何度もあげているエルレ。あの頃の僕を変えたすげえバンド。

 

そのエルレより、いつしかアジカンの方が上に立っていた。それはいつ頃なのか、何故なのか。

 

アジカンを聞きはじめてある程度だった頃。高校1年の夏、僕はこの円盤と出会った。

 

サーフ ブンガク カマクラ

サーフ ブンガク カマクラ

 

個人的にこのバンド1番の名盤サーフブンガク カマクラだ。

 

あ、1番はどうだろ…アジカンファンの好きな曲討論で必ずと言っていいほど出てくる『路地裏のうさぎ』が収録されたダークなアルバム ファンクラブも同じくらい好きなんだよな…。

 

ただ、今の僕があるのは、間違えなくこの円盤と出会ったからと言っても過言ではない。マジで。

 

端的に言うと、このアルバムはアジカン江ノ電の駅をテーマに作った曲をアルバムにまとめましたといったもの。

 

このアルバムの面白いところは、10曲全てが一発収録で、全曲総合時間が31分09秒しかないということ。

 

明らかに他のアジカンのアルバムと比べ浮いている存在で、発売当初(2008年 11月)は前フルアルバムの『ワールドワールドワールド』が素晴らしい出来だったこともあり、「いや、ふざけてんのか」という声がたくさん見受けられた、らしい。

 

だが、僕はそうは思わない。

 

確かにワールドは素晴らしい名盤だったし、今でもアジカンで一番の出来と言われてるのも頷けるが、今回のサーフブンガクは一発収録や、由比ヶ浜カイトなどで見られる笑い声、稲村ヶ崎ジェーンなどで見られるギリギリのラインを攻めるパロディ…いや、アウトか。

 

思いきり「オノヨーコのようなそんな才女が」つってるもんな

 

まぁそんな具合に彼らの遊び心から生まれたシュールさ、ストレートさが僕の胸に来た。

 

先ほど言った「今の僕があるのは間違えなくこの円盤に出会ったから」というのは、このアルバムを通して知った腰越をどうしても見たく、海に憧れ、そしてチャリ旅に出会ったからだ。

 

アジカンが僕に自転車で旅することを教えてくれた。

このアルバムが僕の原点であり、マイルストーンだ。

 

ズバりアジカンの"良さ"は?

わかんね〜〜〜〜!!wwwwwwww

 

いやもう全ていい。

出会った当初「え、これどこがいいんだ?」と思っていた曲も聴きこんでいくうちにどっぷりハマってしまった。

 

アジカンを聴き始めてもう4年は経ってるけど、アジカンを聴かなかった日はないと言っていいほどにアジカンを聴きこんでしまっている僕だが、どう評価したらいいかわからない。

まずそもそも、音楽論とか全くわからない。

 

 強いていうなら、歌詞だろうか。

ダジャレを交えてみたり、他のバンドにはない「考えさせられる歌詞」が多い。

 

旅の風情にも合う曲が多いし、「朝焼け」のような希望に満ちた瞬間や「夕暮れ時」のような1日の終わり、哀愁を感じるような時間帯に合う歌詞が多いのだ。

 

これは、先述した「どこがいいかわからないが聴いているうちにハマってしまった」という部分にも関係ある。

 

曲に出会った当初は、歌詞よりまずメロディに目が、いや、耳がいってしまうものだ。

 

僕の好きなアニメ『Angel Beats!!』の登場人物 岩沢が言っていた「どんなにいい詩を書いたところでメロディがよくないと聴いてもらえない」というセリフからわかるように、人はまずメロディを聴く

 

アジカンのメロディが悪いとは思わない。ソラニンに惚れたように、アジカンのメロディは大好きだ。

 

だが、中学生の頃の僕はエルレを筆頭に、メロコアに近いものを好んでいたため、アジカンの静かなメロディを聞き入れなかった時期があった。

 

今になってあの頃からメロコア以外もしっかり聴いておけばよかったな、と思う。

 

 黒糖が選ぶBEST AKGは?

何年か前に、アジカンの曲で打線組んでみたwwみたいなスレッドを見かけたので、僕もそれに近いことをしてみる。

 

本家『BEST HIT AKG』に因んで16曲(マーチングバンドを取り除いた曲数)で並べてみようと思う。

 

『裏 BEST HIT AKG』と名付けようと思ったが、それは既に公式が発表しているので、『裏裏 BEST HIT AKG』とさせてもらう

 

フィードバックファイル 2

フィードバックファイル 2

 

1.羅針盤(崩壊アンプリファー)

2.電波等(君繋ファイブエム)

3.海岸通り(ソルファ)

4.バタフライ(ファンクラブ)

5.ワールドアパート(ファンクラブ)

6.エントランス(フィードバックファイル)

7.新しい世界(ワールドワールドワールド)

8.腰越クライベイビー(サーフブンガク カマクラ)

9.イエス(マジックディスク)

10.バイシクルレース(ランドマーク)

11.夏蝉(フィードバックファイル2)

12.十二進法の夕景(フィードバックファイル2)

13.Little Lennon/小さなレノン(Wonder Future)

14.Eternal Sunshine/永遠の陽光(Wonder Future)

 

あ、足りなかった…。

とりあえず、羅列した曲たちは、アジカンの中でも特に好きな曲で、かなり影響を受けた曲たち。

できる限り、ライブ映像のリンクを貼っておいたので、気になる曲があればクリックして聴いてみてネ。

 

もっとあるのだが、だいたい1アルバムにつき1曲、既にBESTで含まれているものを除くとこうなってしまった。

 

BESTに入ってるものだと、未来の破片、藤沢ルーザー、ソラニンなんかもランクインさせたいところ。

 

因みに、十二進法の夕景が太文字で書かれているのは、個人的に1番好きだからだ。この哀愁漂っている、マンネリ化した日々から抜け出せない、胸にぽっかり穴が空いた心情をうまく捉えて書いている。アジカン屈指の名曲だ。

 

まとめ

中学生のころに比べると、性欲もテンションも落ち着いてきたので、今ではパンクロックやメロコアよりも、こういった落ち着いたロック(?)を好んで聴くようになった、というのもあるが、やはりアジカンはいいなぁ、と

 

今回のブログを書くに当たって、改めてアジカンの曲をじっくり聴いたが、聴けば聴くほど世界にのめりこんでいく。いわばスルメのようなもの。

 

4年前と今とでは、同じ僕でも全くと言っていいほど違う人間になってしまっている。

4年前と今とでは、同じ曲を聴いていても捉え方がてんで違う。

 

アジカンを通して、今一度自分という存在を振り返り、アジカンを通して4年前の自分に会いに行こう。