六畳間のアパート

手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰

夢を見るって不思議だな 叶う前からきらめいて

最近暖かくなってきたなぁ~!!つって半裸で寝ていたら次の日風邪ひいてバイト休みました。黒糖です。

 

突然ですが、みなさんには自分の命に代えても叶えたい夢がありますか?。

僕にはあります。

 

ここでいう「夢」というのは叶えたい願望のことを指しますよ。

ぐっすりして見る方の夢も僕は好きですけど、それはまた別の機会にでも。

 

 まずそもそも夢っていうのは見続けているで幸せなんだよな。

その夢が叶う前からずっとキラキラ輝いていやがる。 

 

僕はボロンとした男性器がついているので、女性のキモチはわからんちんですが、女性のいう「片思いの恋愛の楽しさ」に近いものがあるのでは?とよく考える。

 

追いかけているときのほうが楽しい!ワクワクする!というのは別に恋愛に限ったことではないんだけどね。

 

夢を見続け、そこに向かい努力をし続けるというのは、憧れの人に振り向いてもらいたくお化粧や会話盛り上げを必死になって気張る女の子と同じ状態なのだ。

今、大きな夢を持ち、それに向かって走っている僕はいわば恋する乙女状態なのだ。かわいい。きゃぴ。

 

そして振り返れば、その夢に向けた努力とかけた時間というのはかけがえのないものになる。

 叶う叶わないどちらにしろその努力はいつかの何かに役に立つ。綺麗事じゃないよ、実際そうなんだ。

 

しかし、難易度にもよるが夢というのは恋愛に比べて叶う確率が低い

経験上(そんなに経験はないけど)女の子は相手のこと好きになったらそれを匂わせて、男の方も満更じゃなくなっておつきあい!ってのはよくあるが、夢はこちらがいくらアプローチ(努力)したところで必ず振り向いてくれるわけではないのだ。

 

その恋(夢)が大きいほど、ソイツは俯瞰に僕を監視し続けるんだ。

 

夢というのは僕らに生きるための力をくれる。しかし、夢に魅入られたら最後、絶対にその夢からは逃れられないと僕は思う。

「夢が見張っている」という感覚を味わうともうダメだ。夢から逃げられなくなるのだ。

 

かけがえのない夢を知ってしまったら、もう絶対ごまかせないんだ。

寝ても覚めても繰り返す。

 

 

夢から逃れられなくなるというのは具体的にどんな感じなのか。

怪我や挫折などで夢を諦めると、一生その夢がついて回る。逃げた自分を責め続け、一生「夢から逃げた」という烙印を押されてしまうのだ。

夢ってしつこいよな。もしかしてヤンデレ

 

しかしまぁ...今の僕が正にそう。

自分がやりたいことを自分の思うようにできない、それが死ぬほど辛い。

いや、死ぬより辛いな。

 

僕が思う僕の中の一番の苦というのは、死ぬことよりも本当に自分がやりたいことから目を逸らし生きながらえることなんだ。

これは死ぬことよりもずっとずっと怖い。

生き慣らした先に何があるんだろう。

それは家畜と大して変わらない。

 

どんなに寂しくても誰も迎えに来てくれないんだ。

 

 

怪我で自分の夢を諦めそうになってしまう日々が続く今だからこそ、夢の悪い部分わかる。

 

先にもあげたように「夢を持つと夢が見張ってる感覚を覚える」というものなんかはまさにそれ。

 

夢を、目標を持つということは、それだけで生きる糧にはなるが、怪我をしたり事情があってどうしても停滞してしまった時は、そんな自分を責めてしまう。

 

夢は、自分自身に枷をかけて、時に自らを不自由にしてしまうこともあるのだ。

夢のおかげで生きる糧を得たが、生き急いでしまっては元も子もない。

 

人間、生きているだけで何かしらに縛られながら生きるものだ。

職場や学校、家族や友人、恋人などの人間関係、本当に生きているだけでしんどいことしかないのに、なぜさらに自分を追い込むようなことをしているのか。

 

一銭の価値にもならない、その努力が何をもたらすのか。

そんなものは夢を叶えてからではないと分からないし、誰も言葉に表せない気がする。

と、いうか僕は「夢の先にあるもの」を言葉に表されてはいけない気がする。

 

そう、それは夢を叶えた者のみが見られる景色なのだから。

夢追人がその気持ちを理解できるはずがないし、理解してはいけない。

 

そして表題にあるように夢は叶う前からきらめいているのは、夢の先の景色がわからないからだと僕は思う。

 

これが答えだ。

僕らは、夢を叶えた自分に会うために夢に向かって疾駆する、自らの足で。

だからいつまで経っても欲しいオモチャの前で目を輝かせている子供のように夢を見続ける。

 

 

 

そのオモチャが手に入った頃、今よりマシな人間になるために今はもがくしかないのだろう。