寝てもとれない疲れをとる本 感想まとめ
どうも黒糖です。最近、就活の合間に本を読むことにハマってます。
もともとSF小説なんかを読みふけてましたが、最近Amazonプライムの特典に本読み放題(限りがあるけど)があることもあり、いろいろなジャンルの本を読むようになりました。
そして読んだのがこちら。
今回はこの本を元に内容の要約と自分の感想を交えてお話したいと思います。
目次
疲労への基本知識
疲れが溜まりやすい人の特徴
疲れが溜まりやすい人はアクセル(交感神経)をぶっ放してる人!
筆者は、日本人は「頑張りすぎていること」がすごいという風潮があるというがあると論じていました。
そして日本人は「なんとなく」疲れが取れていない人が多いとのこと。
まぁわかる、俺もこれだわ。なんとなーーく疲れていること、みなさんもありますよね?
そもそも、疲労とは日頃頑張りすぎているサインなんだから、それが出た瞬間休めって話ですね。
しかし、それでも休められずアクセル(交感神経)を踏み続ける日本人。
疲労が慢性化しないためには、まず休むこと!
休み量より質。寝だめなんてのはできないし、寝過ぎでだるくなる現象は科学的に確かなものとされているそうです。わかるー。
休みの質を高めるためには、自分の体質を知って自分だけのケア方法を続けること。
疲れやすい は 流れが悪い の裏返し
東洋医学には「気」というものが存在して、気は滞るとカラダにもよろしくねーーーーってぇ話。
疲れやすい人は、同じ姿勢や、同じことを続けすぎているということ。
どんなに忙しくてもさっとリフレッシュできる方法をみつけ、実行する人は疲労がたまりにくいと筆者は述べています。
自分だけの方法を見つけたいところですね。
目指すのは疲れを溜めないカラダ or 疲れてもすぐに回復するカラダ
当たり前っちゃ当たり前。
活動すれば疲れるのは当然だけど、その疲れを溜めにくくするか溜めても即回復するカラダを作る必要があります。
自転車でもインターバル回復能力が高ければ多くのアタックができるし、最後のスプリントでも力を振り絞れる。日常生活は疲れを溜めないカラダに、競技では疲れても即回復するようにしたいですね。
息抜き上手になれ!
深呼吸を意識。こうすると、広い範囲の筋肉が、深呼吸によってゆるんでいくそうです。
最近、怪我の関係でトレーナーの元に通っているんですけど、ここでも同じようなことを言われましたね。
実際に力を抜くことは先程の疲れにくいカラダ作りにも直結すること、とにかく力を抜こう。俺。
陰主陽従 説
陰主陽従(いんしゅようじゅう)とは、陰が主となり陽がそれに従うということ。
現実世界では陽キャラが牛耳っていますが、カラダは陰が牛耳ってるみたい。
陰とは休息のことで、陽とは活動のこと。
いろいろ端折りますが、健康であるためには陰>陽の状態を続けていないといけないらしい。
活動よりも休憩が大切、俺も含めてみんなわかってんだけど忘れがちだよな!!
食事に関すること
回復のコツは消化にある
回復するためには切っても切り離せないものがある。食べることです。
そしてその食べることと関係あること、消化ですね。
この消化に鍵があるみたい。
80%で食事を止めておくと、しばらくして血糖値が上昇、満腹感も得られるため満足度の割にお腹への負担も軽く済み、「いい感じ」を感じるそう。
この「いい感じ」は回復におけるすべてで重要になってきます。
また、胃腸を休める効果的な方法も紹介されていました。
先程の陰陽説であったように、休みが活動よりも勝っていないと言われています。
胃腸も同じで、理想は空の状態だそうです。
つまり、無理と我慢をしない1日2食が有効である、と紹介されていました。
これ、俺的にあんまし賛成しない意見でしたねーーーーー、タンパク質は4時間に一度とりたいじゃない。でもこの食事法が疲れにつながってんのかもなぁ、と。
また、夜遅くに食べることをやめる、理想は寝る3時間前までには夕食を終わらせることだそうで。これは賛成でしたね。
ながら食いは疲れにつながる
これは食べながら頭を働かせると、交感神経の働きが高まってしまって消化器官を妨害してしまうから。
俺も含めて食べるときなにかしてる人ってすごい多いですよね。
味わって食べる、食事に集中することで副交感神経が上位にきて回復につながるらしい、俺もやってみるわ。
食事と入浴の順番
入浴→食事がベストらしい。
理由は、入浴(交感神経)→食事(副交感神経)→睡眠(副交感神経)ときてしっかり休めるから。
カラダの陰陽バランスの切り替えがシンプルなほど、カラダはスムーズに休息にはいれてしっかり休めるそうです。
確かに交感→副交感→交感→副交感とインターバルになるとキッツいですしね。これは心がけたい。
まとめ
常に頑張り続けるのは誰だって無理。それでも日本人は頑張り続けることがえらい、すごいみたいな風潮がどこかにあります。
カラダに無理させず休むこと、休みたいというサインを無視しないこと、「いい感じ」という感覚を大事にすること。
思っている以上に休むことって大切なんだな、と頭の何処かでわかっていたことをより意識させられる本でしたね。
また本読んで感想まとめていきたいですね。内容理解も深まるし。