新社会人がトレーニングを維持・継続するために意識していること
いつもお世話になっております。
黒糖いろうです。
今年もロードバイク Advent Calendar 2021 - Adventarの季節がやってまいりました。
かれこれ4年連続で執筆させていただいております。
毎年誕生日である12月23日にブログ投稿することを目指しているのですが、今年は色々と都合が合わず21日。
それはそうと毎年思いますがばるさんの執筆量がエゲつない。
今年は長い学生生活を終えて新社会人として働くという大きな節目の年です。
大好きな生まれ故郷岐阜県各務原市を飛び出し、練習メンバーとも遠く離れ、今は山と川に囲まれている愛知県の小さな街で暮らしております。
すべての環境が変わってしまったため、学生時代のトレーニングルーティンを取ることができなくなりました。
上記ブログ記事でも書かせていただいた通り、かなりハードな部署に入ってしまい、現在は毎日4時間近く残業を続けております。
そんな中でも決して競技をすることをあきらめたくない。
そんな自分の新しいトレーニングルーティンについてお話できればと思います。
これを読んだ同じく新社会人、新たに生活環境が変わった方に「わかる」と思っていただけたり参考にしていただけると幸いです。
1.トレーニング時間の確保・モチベ維持について
新社会人に限らず社会人はこれが非常に困難であると考えます。
自分の会社は8時17時であるため、だいたい7時に起きて21時ごろに帰宅しております。
一見してトレーニングは難しそうに見えますが、実はそんなことはありません!!
ここでよくある「早朝、帰宅後にローラー」「ターゲットゾーンはL5で」などという話をしてもあまり意味がないと思うので、考え方についてお話させていただきます。
a.トレーニングを全力で楽しむ
自分はトレーニングがあまり好きではありません。
ストイックにトレーニングを積むことでレースの最終局面で根性を発揮することができる、という観点からトレーニングメニューを無理やり押し通すタイプの人間です。
が、社会人になってからトレーニングが楽しくて仕方ありません。
それはトレーニングを全力で楽しむ心構えを常に持ち続けているからとだと自負しております。
トレーニングを楽しむ、競技の過程で忘れがちというか忘れてしまう人が多いと勝手に思っております。
そもそも自転車なんて趣味でしかないんだからストイックに詰め込みすぎて潰れるならやめるかクソ楽しむかの2択だと思います。
社会人になると上司に説教されることや、バトルすることもあります。
そういったストレスをすべてペダルに込めて踏み倒し、普段なら眠る前までへばりついて残り続けるその日の嫌な出来事も汗と高心拍ですべて掻き消してなかったことにしてしまえば問題ありません。
トレーニングは、競技は超面白い遊びであることを再認識し、心拍が上がり苦しくなることを維持することすら楽しく思える社会人って素晴らしいですね。
こう思い込む考えることでトレーニングが楽しくなり、残業後にトレーニングしたくてたまらなくなります。
考え方次第ですべて変わるので、まずはトレーニングがマンネリ、どうも時間がないことを言い訳にしてしまうときは「たのしい」ことを思い出してください。
b.やらない言い訳を作らない
自分はトレーニングはだいたい帰宅後に行います。
最近は繁忙期であるため早くても20時半、遅いと22時に帰宅します。
そんな中でも続けられるのは朝、オフィスについたときからマインドをセットしまう。
「今日は絶対にこの強度のトレーニングをこれくらいの時間やる」
こう思うだけで本当に変わってきます。
「まぁいいや」という自分への甘えや妥協を後ろめたく思う自分に負けないよう、必ず帰宅後も何かしらのトレーニングをします。
また、かえってすぐトレーニングできるように自分は着替え一式を玄関においてから会社に向かっています。
とにかくやらない言い訳を作らない、帰ってすぐトレーニングできる環境を作る。
会社によっては自転車通勤も可能だと思いますので、そういう場合はそれも一手だと思います。(自分は自転車が盗まれるのが嫌なので絶対にしません)
c.他人と比較しない
競技をする人間が他人と比べないって、なに?と思われても致し方ないと思いますが他人と比べないことってめちゃくちゃ効果あると思いました。
ある程度1年目は諦めてフィジカルの維持、トレーニングの継続という割り切りをして、その過程で周りと比べて遅れをとっても仕方ない。
とにかく周りと比較しない、パワーメーターの数値は他人に対してマウントをとるためのものではなく自分と自分の比較のためのものという割り切り方をするようになってから本当に気持ちが楽になり、aであげたトレーニングを楽しむことができるようになりました。
それに伴い、ストラバも見なくなったしすべてのログをあげることがなくなりました。
基本的にガーミンコネクトとにらめっこという毎日。
自分の中で自分と比べるトレーニングはとにかく楽しい、あまり理不尽もないし。
改めて自転車競技って超おもしろいなって思ういい機会になりました。
2.ご飯について
これ、めちゃくちゃ難しいですよね。
社会人、一人暮らしだと特にあるかと思われます。
夜遅くまで残業が続くとコンビニ飯やスーパーの揚げ物に手を出しがち。
この時期は鍋があるのでまだ耐えている、みたいなところはあるかもしれませんが、それでも栄養バランスを取るのが難しい。
タンパク質もプロテインで終えがち....。
そんなあなたに最強のご飯をお教えいたします。
鶏むね肉のぶつ切り焼き
調理方法は複雑ではありませんが、慣れが必要です。
①鶏むね肉を切ってフライパンに入れ強火で焼く
②お好みのスパイスをかける
個人的には上記の黒瀬のスパイスがおすすめです。
(自分はアマゾンアソシエイト登録をしておりませんのでこちらから購入しなくても構いません。ぜひどこかしらで購入してみてください、ガチで美味しいです)
③タッパーに入れ会社に持っていき間食として食べる
これを繰り返すだけでしっかり屈強な筋肉が維持されます。
タンパク質は正義です。鶏むね肉を食べてライバルと差をつけ、さらに強い明日の自分に会いに行きましょう!
ちなみにこちらのメニューですが、ルーティン化すると脳死で作れる上に朝もしくは夜にまとめて1日分作れてしまうので非常に良いです。
全人類におすすめできます。
(普通に自分はこれ以外まともに料理できないので、なにかいいメニューがあれば教えて下さい;;)
3.「なにも自転車だけがすべてじゃない」ということを常に忘れない
ここまでいかにしてトレーニングをするかを語っておきながら、こう思いました。
社会に出てから「何も自転車だけが全てじゃないな」と思うようになりました。
これは諦めではなく「そういう道もあるんだな」という視野の広がりです。
常に自分が走っている競技の道の隣に別の人生・別のレールがあるということ。
だから惰性で競技を行うこともないし、苦しい思いをしながらする必要もない。
実際に社会人になってから新たに始めたトレイルランニング(山を走って登る行為です)も毎週続いている。
だいたい一回15km900mほどを駆け上がる。
自転車競技とは違う楽しさと辛さ、達成感。
そして中毒性がある。
忙しいからこそ、自転車に乗る時間が減ってしまったからこそ視野が広がって自転車以外にもあるんだなと思うことができました。
どんなにやっても練習時間を確保できないとき、どうしても心が折れそうなときはこういったマインドで生きていくと楽しいこと、なんだかんだ自転車に還元されることが見つかるかもしれないな、と思いました。
4.結局自転車が好き
結局ここまで書いておいてなんですが、自転車が好きなのでやめることはないと思っています。
忙しくなったからこそ見えた別のレールややりたいこと、それらもいいなって思うけれども自転車が好き。
やっぱりくっそキツイレースで死にものぐるいになってもがいて楽しみたい。
結局どこまでいっても趣味、だからこそ楽しくあることがトレーニング維持に必要な意識であると思います。
これからも超楽しい自転車をやっていきます。
皆さんもお仕事・勉学とご多忙かと思われますが、各々されていることを超楽しんでやっていきましょう。
最後になりますが、毎年このロードバイクアドベントカレンダーが楽しみです。
「あ~、今年も終わるなぁ」という実感がふつふつと湧いてきます。
また来年も参加できればと思います。
メリークリスマス、良いお年を。