六畳間のアパート

手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰

アニソンDJを引退するにあたって

黒糖です。

 

自転車に乗りつつ、アニソンDJというものを嗜んでいました。

 

本当に嗜む程度、本当に人からお金をとれるレベルではありませんでした。

 

このアニソンDJ、2年ほど行ってきたのですがやめるにあたって振り返り、何か残るものが欲しいと思い筆をとっています。

 

 

 

 

アニソンDJとは

そもそも何か。

 

 

アニソンの原曲、リミックス曲(DJやDTMを作る方々がアレンジした曲)を使用して曲の拍と拍を繋ぐ人のことを指します。

 

 

目的はお客さんと大盛り上がりすることです。

 

 

僕もそのアニソンDJの端くれとして2018年12月より活動を開始しました。

 

 

 

はじめたきっかけ

目立ちたかった、そしてみんなで一緒にわちゃわちゃしたかったからです。

 

 

2017年10月、岐阜にて行われていたイベントに大学の友人と参加し、そこで「おもしれ〜」となり、いつか自分も盛り上げる側に立ちたいという思いを頭の片隅に入れていました。

 

 

2018年6月、アニソンDJイベントに足を運ぶようになりました。

当時、怪我をしていてまともに自転車に乗ることができず、何か新しい趣味を始めたい!と思っていた矢先、以前DJイベントに足を運んだことを思い出し改めて通うようになりました。

 

 

自分はとにかく目立つのが好きで、踊る阿呆に見る阿呆ならば踊る阿呆でありたいと思うタイプです。

 

 

頭の片隅にあった「自分も盛り上がる側に立ちたい」という気持ちもあり、当時知り合ったまもない同年代のイベントを立ち上げたいと思っていたフォロワーと徒党を組み、イベントを立ち上げ、そこでDJデビューをすることになりました。

 

 

なので、DJをはじめたのが先なのではなく、イベント開催を始めたほうが先になります。

 

 

当時行ったことあるイベントは3つほど、片手にも満たなかったのを覚えています。

 

 

今思うとDJイベントの雰囲気もわからないのに自分でイベントを立ち上げるのは相当無理があったと思います。

 

 

今でもこの無謀とも言える提案を受けてくれたフォロワーには感謝しかありません、本当にありがとうございます。

 

 

たくさんの方々の支えがあり、主催イベント成功

 

先にも述べたとおり、イベントを共同主催しました。

 

 

ナシクラという名前で初心者向けを謳い、自分たちと同じようにアニソンDJイベントに足を運んだことがない人たちをターゲットとしました。

 

 

相方も同じく当時イベントに通ったことがあまりなく、そんな僕らができるのは初心者目線で初心者の方々に向けてイベントを発信することでした。

 

 

発案から4ヶ月、イベント会場であるアニソンBar relation(名古屋市)をレンタル、クルーを集めHPを作成し告知を打ち、自分自身もイベントに通い広告をしていきました。

 

 

初めての作業ばかりで不安も強く、負担も大きかったです。

自分で始めたことながら「これ大丈夫なんかな…」という思いでいっぱいでした。

 

 

相方の彼にも非常に迷惑をかけました。

 

 

彼は機械系に強く、DJ機材やVJ(ビデオジャック、音楽が流れてる横で映像を流す役割を担います。非常にハードですが、縁の下の力持ちでかっこいい)の作業を受け持ってくれて、尽力してくれました。

 

 

万全の状態で挑んだイベントは、40人が定員の中60人以上が集まるという大盛況に!

 

 

本当にありがとうございました!!

 

 

これにはクルーのDJたち、relationのスタッフの皆様、お客さんとして来てくださった皆様、そして相方の彼のおかげだと存じております。

 

 

自主的にイベントを打ち立て、成功をおさめた時どんな景色が観れるのか。

 

 

それが非常に楽しみで、とにかく突っ走りました。

 

大学生活で最も嬉しかったことは怪我の復帰からレースで優勝したことですが、最も楽しかったことは間違えなくこのナシクでした!

 

 

ナシクラ全国編、そしてレギュラーDJの依頼をいただく!

共同主催のナシクラ、名古屋がスタートになりましたが大阪、川崎、京都と全国展開を行なっていきました。

 

 

これもまぁめちゃめちゃな話で、特に地盤もないのに突き進んでいいのだろうか…という不安はありましたが、無事成功しました。

 

 

大阪の回だけは僕がレースで出演できず、これも相方に大きな迷惑をかけました。

 

 

この頃からずっと続けていた自転車で誰かと競いたいという気持ち強くなり、競技始めようかなという思いが芽生え始めました。

 

 

そんな最中、ありがたいことに地元一宮市で行われているTKMR☆えすかれいとというイベントにレギュラー出演させていただくことになりました!

 

 

本当に嬉しかったです。

ただ「自分のイベントでやれればいいか!」お思っていたDJの活動を広げていくことができる!

 

 

このイベントでは合計8回の出演させていただきました。

 

 

いろいろな方と出会ってお話をさせていただきました。

 

 

主催の方も僕を気にかけてくださり、ご飯に連れて行ってくださったりTwitterでも絡んでくださったため、慣れない環境にもなじむことができました!

 

 

自分はイベントを行うことをメインとしており、DJは本当に、マジで、これで人から金取るの?というレベルにヘタクソであったため技術面で多大な迷惑をかけてしまいました。

 

 

本当に申し訳ございませんでした。

 

 

 

たくさんの人の温情の上に成り立つ趣味

 

どんな趣味もそうですが、ことアニソンDJはこれを強く感じました。

 

 

 

DJがつなぐのは音と音だけではなく、人と人もつなぐんだろうなぁと。

 

かっこいいですよねこれ。

 

 

 

本当にいろいろな方の温情のうえに成り立つ趣味で、技術も拙く目立った何かがあるわけではない僕が2年も携わることができたのは皆様の温情のおかげだと思っています。

 

 

会場で話かけていただけるだけで嬉しかったです!

僕はお話が得意なほうではないので迷惑もたくさんかけたと思います。

 

 

僕がかけた曲で盛り上がってくださった方々、本当に嬉しかったです!

 

TKMR☆えすかれいとでは、自分の出番が終わったら盛り上がってくださった方々に挨拶に回っていたのを覚えています。

 

 

それくらい嬉しかったんですよね、もう言葉じゃ言い表せないくらい。もう握手ぶんぶんして頭ペコペコしまくりたい。

 

 

こちらのブログでは紹介できないような名前のイベントを立ち上げたこともありました。

 

別名義、別アカウントなのであまり多くは語りたくないのですが、こちらもオンラインイベントでは最大接続数130人と多くの方々がご覧くださりました。

 

スタッフの皆様、わがままに付き合ってくださりありがとうございました。

 

 

最後に

 本日のTKMR☆えすかれいとを最後にDJを引退してしまいます。

 

改めて理由を記しますと、並行して続けている自転車競技でより上のステップに進みたいと考えたからです。

 

こう書くとプロ選手や実業団最上位カテゴリーを目指しているように捉えられがちなのですが、そうではなく今より少しでも上のカテゴリーを目指すという感じです。

少しでもレベルアップすることを考えたとき、どうしても自転車以外の趣味がおろそかになってしまいます。

 

実は自転車って結構疲れるので!!

 

 あくまで趣味ですが、少しだけ力入れて楽しめたらいいな、と思ってます!

 

 

自転車頑張れ!というエールを送ってくださった方々、本当にありがとうございました。

 

どこかで見守っていてくだされば幸いです。

レースで優勝したときはぜひリプライください!!

 

 

 

  

フロントマンに憧れてイベントを立ち上げたあの日から今日この日まで、本当にありがとうございました。

 

 

引き続きアニメは見ていきますので、これからもアニメのお話をたくさんしましょう!

 

 

また、これから迎える自転車競技シーンでもアニソンDJでの思い出を胸に励んで参ります。

 

 

 

 

 

 

 

2年間、本当にありがとうございました!!!