黒糖です。
表題の件について備忘録含めてまとめたいと思います。
ポケカのプレイヤーとして半年間向き合ってきましたが、一旦一区切りつけようと思い、何か読み返して今の気持ちを思い出せる媒体があるといいなと思った次第。
プレイングの話はほとんどせず、想いの部分を多く語りたいと思います。
結論からいうと、ポケモンカードは楽しいけど気が狂う。でも、やっぱり楽しかったなと思っています。
ポケカを始めたきっかけ
ここでいうポケカは、競技というにはおこがましいかもしれないが、競技チックに取り組んだポケカのことと定義します。
初めてポケカを触れた日は2025年12月に友人たちと旅行に行った時。
コンビニに寄った時に販売されていたバトルアカデミーを手に取ったことがきっかけです。
当時、「旅行中の会計は全てジャンケンにする」という縛り旅をしておりました。
「普段なら買わないけど踏み倒せたら嬉しい」みたいな製品を皆買う流れがあり、友人がバトルアカデミーを会計カゴに入れました。
ルールも何もわからないけどトランプ大富豪の代わりにやるか!と手に取りました。
結果、めちゃくちゃに面白かった。
マジで、面白かった。
初戦はルール表を都度確認しながらプレイしていたが、小学生でもプレイできるカードゲームなだけあって単純明快なルールでわかりやすかったため2戦目以降はちゃんとお互い戦略を立てながらプレイした。
裏のポケモン取れたら勝てる!!という盤面でのポケモンキャッチャーのコイントスのヒリつきが、気が狂うほどに気持ちよかった。
元々カードゲームをやっていた、といっても15年前、小学生のころにデュエマをやっていた程度だが…それ以来のカードゲームがとにかく楽しかった。
ただ、この時は競技としてポケカをやろうとは思わなかったです。
当時、趣味として行なっている自転車競技でおった膝の怪我の影響で左膝の手術をしたばかりだった。
半年経過して、ようやくトレーニングも再開できるかも?くらいの頃合い。
とにかく、いち早く競技復帰することを考えていたのを覚えています。
本格的に競技チックな思考になった時
時はたち2026年3月、上記と別の友人(大学の部活同期)とルーレット旅をしていました。
ルーレット旅とは、この同期と半年に一度の頻度で自宅から半径150キロ以内の場所でいきたいところをいくつかピックアップしてルーレットを回し、ヒットしたところに行くという旅。
スタート地点の自宅は交代でお互いの家をスタートとしている。
この時は僕が住んでいる愛知県豊田市をスタートとして、浜松市の中田島砂丘を目指した記憶があります。

めちゃくちゃ砂丘
選定理由はアニメ物語シリーズの舞台になった公園があるから。
静岡県浜松市は、僕の出身大学、ではないのに加入しているSUCC(静岡大学自転車部)の影響もあり詳しかったし、幾度となく通った場所なので懐かしい気持ちになった。
大学同期との移動中、以前やったバトルアカデミーとポケカの話になった。
ポケモンキャッチャーのコイントスがさぁ!!!!!!の話しかしていない記憶がある。
(今では類似アイテムのクラッシュハンマーのコイントスでキラキラして吠えそうになっているのに皮肉なものだね。)
大学同期は元々ポケモンの対戦をやっており、カードも多少わかるよ程度であるが興味を示してくれた。
元々デュエマ、遊戯王、バトルスピリッツと渡り歩いてきたこともありカードゲームIQもかなり高い彼と話が盛り上がりまくった。
ああ、こいつと本気でポケカやってみたいな。
そう切実に思った。

気づいたら旅行先のカードショップにいた。
とりあえずわからんから環境デッキと売ってるデッキを買ってみるか。

後述するが、このデッキに含まれているリオルがこの半年間の相棒になるとはその頃思いもしなかった。

帰ったら同棲してる妻(当時の彼女)と早速対戦。
ポケポケやってたからある程度わかるよとのことで、彼女には環境デッキを握らせて僕は4世代スターターデッキで戦って勝つなどしていた。

ポケカまったくしらんけど他カードゲームの大型大会が結果を残している友人たちを誘い、同じくスタートデッキを買い揃えてどのデッキが強いか戦わせた。
この頃には2025年12月には覚えていたはずのルールも忘れており、出したばかりのポケモンをいきなり2進化まですすめていた。
これを友人間で新鵜沼レギュレーションと呼んでいる。
思い返すとこの頃が1番楽しかったまであるな。

「ちょっと本気でやってみるか!!」と意気込んだ3日後にはジムバトルに出ていた。
近所にあるトレカショップだが、強い人が多かった。中には世界大会に出られた方(!?)もいて、衝撃が走った。鮮明に覚えている。
結果は1勝2敗だったが、世界大会出られた方に「強くなると思いますよ」と言われたのが嬉しくてホクホクしていたな。
その方から、ポケモンカードには大型大会があり、年間通して五大都市で開催されることを教えていただいた。
どうやら予選は5000人ほど参加し、7勝2敗するとDay2に進めるらしい。
「これだ」と思った。
ここを目指そうと。
また、シティリーグと呼ばれる地域の大型大会が年に4回開催されることも聞いた。
最大64人いて、優勝者はジャパンナントカ(全日本選手権みたいなもの、正式名称忘れてしまいました。勢いでブログ書いているので調べず書きます。)に出場できるそう。
「これだ」と思った。(2回目)
ここを目指そうと。(2回目)
目標はシティリーグ優勝かCL Day2。
業務や日々のトレーニングとの両立
目標に向かって頑張ろう!あまりある時間のすべてをポケカに使おう!と言いたいところだが残業や出張で忙しくカードショップに平日夜に行ける日は少ないです。
また、自転車競技が本趣味であり、こちらは名門実業団チーム(字面がカッコイイ!)に所属しており、僕自身にスポンサーもついているため手術のリハビリ開けたら本格的に競技にもどる必要もありました。
何より僕自身、現時点で自転車競技をやめるつもりが一切ないためそちらに注力したい気持ちが強い。
やれて1年(27年4月)、現実的な話をすると半年くらい(26年10月頃)かなぁというところ。
妻との入籍も26年10月に控えており、それも影響して期間は半年間として、この間はポケカに注力することを決意。
その限られた時間、環境の中で強くなるためには戦略が大事だと思いました。
最短で勝つためにはどうすればいいか。
以下を考え実行しました。
デッキ選択
僕は賢くありません。
賢さという言葉は色々な意味合いで存在しますが、先を見通しプレイする力はないですし、何より衝動的でミスも多い。
そのためコントロールデッキは選択から消える。
衝動的で短気な性格上、バトル場のポケモンをタイマンで殴って倒すビートダウンと呼ばれるデッキスタイルが良いと考えました。
それを踏まえて、当時のティア表を見てみましょう。

大ドラパルト時代。
競技的な思考に基づき考えると、シェア率が1番高いデッキを使うのが1番良い。
そしてそのシェア率が圧倒的であればあるほどそのデッキを握る他ない。
そりゃ強いんだからね。
ただ前述の通りコントロールは不向きだ。
サイド取られたくっても悠長に先を見据えることは僕にはできない。
実際ドラパルトデッキを作って握ってみたが、宇宙みたいなデッキで訳分からんかった。
そうなると候補は以下の3つのデッキになりました。
・メガルカリオ
・タケルライコ
・シロナのガブリアス
この3つはとりあえず作ってみて回してみたところ、単純明快で安定してドローできて速攻大火力が出せるルカリオがしっくりくると感じました。
圧倒的シェア率を誇るドラパルトにも相性は悪くない。
カードゲーム初心者かつ期間が決まってるならひたすらにルカリオデッキを使い続けたらワンチャンスがあるのではないか?という考えもありルカリオを握ることを決意しました。
プレイ環境
友人たちにもポケモンカードをやらせて擬似的に環境を作りたくなりました。
理由としては、特定デッキとの試行回数を増やすこと、良く知った顔とやる安心感が挙げられます。
カードゲーマーって怖いイメージがあったので、そういった精神的な疲弊をしたくないというのもあります。
(実際はみなさんあったかくいい人が多かったですが!!!!)
プレイ環境を整備するために以下の条件でプレイしてくれる友人たちを探した
・元々ポケカをやっていた、もしくはやっていないけど頭の回転が速く思考力が深い
・僕自身と付き合いが長く、人間的に問題がない
・競技的な思考がある
結果、以下の友人たちがピックアップされた。
1人目:あつ
ポケカ経験:微アリ
他カードゲーム経験:デュエマ、遊戯王、バトルスピリッツ
前述の大学同期。
ポケカはルールは分かるけどガッツリやったことないという感じだが、他カードゲームで培った思考力と発想力が凄まじい。
カードゲームIQが高く、競技的な思考も似ている。
元は大学の自転車部の同期だが元々自転車の話を一切しておらず、価値観も似ていて大好きな友人。
大学時代は部長もしており僕の周りで最もまとも、そして既婚者である。
最初から最後まで最も負けたくない男だったし、とにかくずっと強いイメージがある。
10年近くの付き合いもあり、僕のことを熟知していることもあり真っ先にポケカをやらせたかったため熱意で押し切ってやらせた。
2人目:コスモ
ポケカ経験:アリ
他カードゲーム経験:ナシ
大学時代、僕がアニソンDJおよびイベントオーガナイザーやっていた際に自分が立ち上げたイベントに演者として出演してくれた同い年の友人。
ポケカはタッグチームの頃に友人間でやっていたがシティリーグなど大会の出場経験はない。
システム系エンジニアであり、思考力がとにかく深い。
こだわりも良い意味で強く、好きなポケモンでシティリーグで好成績を残すことが目標。
握ってるデッキは当初から一切変わらずイーブイバレット。
声をかけた友人たちの中で最も【侍】と呼べる男。
オンライン対戦中、妻が入ってきて絡んでくるのだが、毎回丁寧に対応してくれるため妻からの評判が最も良い友人。
彼も10年くらい付き合いがあるため人間力が担保されていますね。
3人目:ボルバルザークさん
ポケカ経験:ナシ
他カードゲーム経験:ナシ
ハンドルネーム 無双留年ボルバルザーク
僕とほか2人より4歳上。
この名前で留年もしておらずデュエマも大してやっていないのが面白ポイント。
出会いはTwitterだったけど、どういう経緯で仲良くなったか覚えていない。
カードゲームの経験が一切ない中で誘ったのは、ひとえにガチで頭がいいから。
ガチで頭がいいと言うのは、勉強できるというのは勿論頭の回転や知識への探究心が強すぎることを意味します。
僕よりも圧倒的に知識があるし強いプレイヤーの対戦も常に見ている。
この人がポケカはじめたらおもろそうやなぁという気持ちで誘ったところ、半年でめちゃんこ強くなってトレーナーズリーグも優勝している。
同じく10年くらい付き合いアリ。
以上3人と僕をあわせてばくれつ戦略部としてチーム結成!!
"ばくれつ"の由来は流行りの楽曲ではなく大好きな漫才コンビ 金属バットがやっているラジオのある回からとって命名。
爆裂ラジコーズはradikoのCMに出てくるらしく、元ネタは知らないけど響きがいいなと思い採用。
戦略部にしたのは、僕の職種がコンサルの真似事であり戦略チームに所属しており響きが気に入っているから採用。
他のメンバーは皆すべからく賢いので、難しいデッキの壁相手や環境再現、分析は彼らに任せればいい。
あとは彼らが強くなっていき、その彼らを凌駕するほど僕が強くなればシティリーグも勝てるしCL Day2もいけるだろう。
PTCGLのインストールとプレイ
海外版のポケモンカードゲームアプリ。
ポケポケと違い、実際のカードプールでプレイ出来る。
出張が多いため、実際の紙でプレイ出来る状況は限られているためコイツに本当にお世話になった。
ばくれつ戦略部の皆にも入れさせてひたすらに壁相手をやらせましたね。
旅行先でも、出張先でも、負けたら吠えそうになるくらい悔しくても続けた。
ひとりじゃ続かなかったと思うし、みんなとやれて本当に良かったなと今でも思う。
この4人でポケカを真剣にやれてよかった。
デッキの変移と苦悩
戦略を立てて、自分の得意不得意と環境を分析した上でルカリオを握ったが、以下の問題点が浮上してきた。
・事故る時、ほんとに事故る
・得意不得意がハッキリしすぎている
・もしかしてプレイング関係ないのでは?
事故る(スタートの手札が厳しいとその後何も出来ない)、得意不得意については今でも変わらず思う。
得意な相手にはそれなりに戦える、が、圧勝なんてことはない。
不得意な相手にはマジで手も足も出ない。
ポケカやってる人分かると思うが"ばけがくれ"や"フーディン"、"おまつりおんど"には手も足も出ず負ける。
プレイング関係なくね?運じゃない?という考えについて、当時は浅かったなと思う。
もちろん事故した時は本当に厳しいが、それ以外でも明確に負ける選択肢がある。
簡単そうに見えてめちゃくちゃ奥が深いのがルカリオだ。
勝てなさすぎる時は「運が悪い」「運で決まるのは気が狂う」と思っていました。
元々やっている自転車競技に向けていた熱量や考えでポケカを考えていたのが苦しかった時もありました。
自転車競技って運はあんまり関係しないからね。そりゃスポーツだからね。
実力がダイレクトに返ってくる自転車競技と同じ考えでいたから負けた時は必要以上に自分を責めていた。
運は確かに絡むけど、今では言うほど運だけじゃないなぁと思っている。
勝てなさすぎて、いろんなデッキを握った。
これは結果的に視野も広がって良かったなぁと思います。


当初コントロールは合わないと思っていたが、オリジナリティを加えた"スターミードラパルト"で初めてジムバトルで優勝できた。
はじめて2か月で勝てた、嬉しい!となっていた記憶があります。
ただこのデッキも結局頭打ちがきてルカリオに帰ってきました。
みんなで臨んだ大型大会
前述の通り目標は2つ。
CL Day2の出場、シティリーグ優勝。
改めて思うと目標高すぎワロタである。
自転車競技で言うとCL Day2はスズカのレースで表彰上がるくらい、地方で行われているレース、たとえば岐阜のAACAの1-2(上級カテゴリー)で優勝するくらいコミットする必要があると思う。
まぁ僕は1-2で3位になったのが最高成績なのでこれが正しい基準かわからんし、そもそも「自転車競技やってる人間でここまで読んでくれる方がどんだけおるねん」であります。
CL横浜
9/20に行われたCL横浜。
三連休でありますが、月曜は出張移動のため車での移動が必須であった。
ばくれつ戦略部のコスモ、ボルバルザークさんが同行してくださった。

みんなで横浜にいる友人の家に泊まり、サウナに入ったら知人が経営してるラーメン屋に行ったりした。
直前まで頭を捻らせて、みんなと対戦した日々を思い出して最適解を組んだつもりです。

ポケカ始めるために購入した4世代スターターデッキに含まれているリオルを使ったタイプのルカリオ。
はじめて買ったデッキについていたカードを大型大会に持ち込むことは並々ならない感情でした。

また、宿泊させてもらった友人が「これを託す」と1枚1000円ほどするエネルギーカードを託してくれた。
こういう展開、漫画みたいで胸熱になりますよね。


会場はパシフィコ横浜。
2023年にプリキュアのライブで訪れたのが懐かしい。
そもそもカードゲームの大型大会がはじめてだから緊張して毎プレイ手が震えていた。

今回のCLは観客が入ることができないため単独で挑むことに。
めちゃくちゃ緊張するし不安なので都度LINEで皆に報告していた。
結果は3勝3敗。
あと1勝できていればプロモカードがもらえたのに、ぐぬぬ。
ちなみに初戦で戦った方はそのまま勝ち上がりDay2出場されたとのこと。
(たまたまTwitterに流れてきた!)
そんな強い人にたった半年やっただけの僕が勝てたなんてまあ十分じゃない!
シティリーグ
10/11に豊田市ホビビで開催されたシティリーグに参戦。
前日、ばくれつポケカ部のあつとひたすらに回した。
ここでも30周年の闘エネルギーを譲り受けたり、激励の言葉をもらった。
「そこまでルカリオに向き合って握ってきた人間はそういない、自信を持って」と送り出され相当胸が熱くなった。
結果、4勝2敗(13/55位)
8位以上が決勝トーナメントに進む形になっていたので、予選敗退。
あと1勝していれば決勝トーナメントにいけたのに...なかなか難しい。
「はじめてにしてはすごい」という言葉もたくさんいただいたが、これが最初で最後かもしれないので決勝トーナメントには行きたかった。
悔しいけど、やれることはやれたからか気持ちが晴れ晴れしていた。
ベスト16は公式HPにもデッキが掲載される。
一つ形となるいい思い出になったかなぁと思う。
ちなみにベスト16にルカリオデッキは僕だけだったので、この会場、55人いる中で最強ルカリオ使いは僕だったんだなと思うとそれも嬉しい。
毎週出張の移動の間、ずっとずっと向き合ってきた、それが報われた気がした。
総括 「やってよかった!」
やってよかった!それに尽きる!!
友人たちとの仲も深くなったし、ポケカを通してさまざまな方々と仲良くなり、お話ができて本当に楽しかったです。
この年齢で新たにコミュニティが増えることなんて滅多にないし、自分が主とする自転車競技にいないようなタイプの方々とも仲良くなれて刺激になりました。
ただ、カードゲームである以上、運が絡むし、それで吠える日々もありました。
何度出張で宿泊するホテルの中で吠えたか分かりません。
自転車競技は比較的努力が返ってきやすいスポーツです。
積み上げた練習時間は嘘をつかず、ダイレクトに跳ね返ってきてくれるから大好きです。
競技はじめて3ヶ月で優勝できたのも、圧倒的な練習があったからだと自負しています。
カードゲームの場合、たかが半年やった程度でおこがましいですが、やっぱり自転車や学生時代に取り組んできたスポーツよりダイレクトで成果が返ってこない気がしています。
もちろん取り組みの時間が足りてなかったり実力が...といえばそれまでですが。
全然、ジムバトルで「1週間前にはじめました!」て人にボコボコにされたこともあります。
ただし、その逆もあり、僕が圧倒的に経験積んでいる人に勝てることもある。
ワンチャンス、ジャイアントキリングがあるからカードゲームは面白いんだなと思います。
もうシティリーグやCLに出ることはないかもしれませんが、友人の壁役になれる程度には磨いていきたいと思います。
この年齢で熱中できる趣味が自転車競技以外にできるとは思わなかった。
本当に楽しい半年間でした。












