六畳間のアパート

手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰

【すなあそび】東海CX 稲沢WNP 最終戦

どうも黒糖です

今回は人生初レースがCXレースになった参戦レポートをつらつらと書いていこうかなと

黒糖くんのCX戦歴

2018-19 1/27 東海CX 大野極楽寺ステージ 試走2周

2018-19 2/24 東海CX 稲沢WNPステージ 前日試走 5周

いざ、尋常に参る!

レース前日

僕は機材を持っていないので、Rond CXの方にバイクとオフロードシューズを借りる

バイクスペック

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BOMA L'EPICE R プロトタイプ(R8050 Di2)

ホイールは35mmのセミディープ(メーカー忘れた)、タイヤは今回の砂ステージに合わせてサンドタイヤを履かせたもの

Di2の変速がヌルヌルすぎて自分の持っている4700ティアグラに不満持っちゃうレベルですごかった

特に砂ステージで埋もれかけた時に変速して加速することが可能になったため、正直バイクスペックで今回のレースは乗り切ったといっても過言ではないレベル

お貸しくださり本当にありがとうございました

レースコース

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通称 砂地獄と名高き東海CXきってのしんどいコースであるところの稲沢WNPはほぼほぼ砂、砂、砂

砂の走行では重心とギア選択が重要らしく、それを見誤るとバタンバタン倒れてしまうので、倒れる前に見切って降りるかパワーで押し切るかをしないと厳しいらしい

終わってから思ったが、この砂のおかげでCX初心者のぼくでもなんとか戦えた気がした

戦術等々

僕はレース初経験だし、ましてやシクロなんて経験値皆無に等しい

そこでRond CXの方々にアドバイスを仰ぐことにした

心がける点は

・心拍の8割〜9割をキープする

→飛ばしすぎると垂れる、最終ラップで接戦している場合はまくられる可能性も高いため

・通称 ゾンビ坂でアタックをかける

→CX初心者のぼくが差をつけられるのはレース中盤でゾンビ坂と呼ばれるダッシュするしかない

このゾンビ坂は300mの砂地獄であり、ここが今回のコースの鍵となる

後半の林道コースでは抜かすことが難しいため、この坂で抜かせないと上の順位は難しいらしい

実戦

1周目

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ぼくはゼッケンナンバー45番のため、最後尾からスタートすることになった

CXレースは大体1周目で決まるらしく、ここでボケーっとしてると敗北者…?になるらしい、集中して臨みたい

一斉に合図でスタート、一斉に第1コーナーの砂でみんな転ぶ

ぼくはそれを脇目にスイスイ進む、この時点で45位から17位にあがる

「これはイージーなのでは?w」つってクソほど調子こいていたら第2コーナーの砂で落車に巻き込まれる

前が詰まってそれに巻き込まれる形になったのだが、なぜかクソほど怒鳴られる、怖すぎるやろCXレース

謝ると心拍が上がり息がしづらいなーーとなるがしっかり謝罪、ごめんなさい

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これは1回目のゾンビ坂、ここで9人抜きに成功する

後半の林道は順位キープに徹して、心拍も180bpm維持を心がけてとにかく回した

1周目 8/49位 ラップタイム 10:52.4

2周目

2周目にもなると先頭集団が固まり、ぼくらのいる5-8位帯の集団も固まる

身体も頭もレースに適応してきて、砂の上も躓くことがなくなり、スイスイ進む

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砂の上では前荷重は埋もれて死んでしまうのでとにかく後ろに体重をかける

そして今回のレースのターニングポイントになるシーン、2周目ゾンビ坂

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無事に7位の方の尻尾を掴むことに成功

ここで本レース最高心拍である187bpmを記録、ぜぇはぁぜぇはぁ

ゾンビ坂では追いつくことしかできなかったので、その次に待っている砂で抜き去る

砂のおかげでまくれるまくれる

2周目 7/49位 約分しても7位

ラップタイム 10:51.6

3周目

ファイナルラップ

この時点で6位とぼく(7位)の差は50秒、絶対まくれねぇ!!!

後ろを振り返っても30秒の差がある

これはパンクやメカトラがない限り7位かな、というくらいぶっちぎりの7位なのだ

レースってしんどいなー、心拍めっちゃ上がったなー、はよ帰って温泉入りてえなぁー、なんて考えながらとにかく回す回す、くーるくる

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この周はなんのおもしろみもないままゴール

ラップタイム 10:10.2

結果発表!!

7/49位(うちDNF1人)

約分しても7位という気持ちのいい順位でした!

初レースでこれならまぁ上等なんじゃないすかね、みたいな順位だけど入賞できだけではナシ、なんとも微妙な順位ではあるが自分のやってきたことに数字がつくっていいもんですね

レースは勝てると気持ちいいし楽しいんだろうな、なんて思いながらクールダウンをする

思うところ

思うところがいろいろあるレースだった

まずはじめに、機材を持っていない貧困なぼくに機材を貸してレースに挑ませてくださった方には感謝しかありません

機材がなかったらまずCXの楽しさを知ることができなかったわけですしね

あとはレースのペース配分

パワーメーターがないため、心拍基調でペース配分をしていたため、オーバーペースになることなく、それどころかファイナルラップでベストタイムが出るくらいのいい配分で走れました

初っ端飛ばして垂れるより、まくりが可能なこの走り方の方があっているし、何より楽しい

CXは転んでも大怪我には繋がりにくいし安全に楽しめる、レース初心者にうってつけなコンテンツなのでは?となった

これを皮切りに他のレースにも出てみたいなぁ

次こそは表彰台に立てたらいいなぁ、そのいつもより30センチ高いだけのその場所からどんな景色が見えるのか見てみたくなった