六畳間のアパート

手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰

キャノンボーラーと行く、キャッキャウフフ2人ポタ(キャノボ下見編)

 

どうも黒糖です、最近天気が怪しい日々が続いていますね

怪しいといえば今一番怪しいと話題なのは僕の人生です

ウワサによると黒糖くんは今期11単位を落としたそうです、流石に人権云々じゃなくて人として終わってるでしょw

こちらについてはまた後日、別の記事でお話ししましょう

 

 

本題

僕は当ブログ中でもちょくちょく話題に出しているんですけど僕は大阪→東京を24時間以内に(自転車で)走破するよくわからんバケモンみたいなことをやりたいんですよね

これがいわゆるキャノンボールて奴なんですけど、これがやりたくてたまらんのです

 

rem1eye.hateblo.jp

2年前にはそのお試し版であるところのキャノボ初級にクロスバイクで挑むもあえなく撃沈、しょっぱい思い出になって終わりました

 

当面のところ、怪我を治しつつ無理のない範囲で練習する方針で最近ちょいちょいリハビリでロードには乗れるようになったので、この調子で怪我を快方へ向けていきたいんですけど、快方へ向かった先にあるものはやはりキャノンボール

遅かれ早かれ必ず挑戦するものだし、達成もするつもりだ

 

と、いうわけで今回は夏休みを利用し、群馬県産キャノンボーラーであるpayaneco氏(@gunma_no_yaro)と共にキャッキャウフフしながら、迷いやすいという意味でキャノボの難関コースと言われている清水→沼津の試走をしました

 

いいえ、試走はあくまで建前で本音は一緒に静岡のありえん美味しい肉 さわやか を食べ僕の人生のバイブルである漫画『ピンポン』について語り合うのが目的でした

ペコ・スマイルの決勝よりもペコ・風間の準決の方がアツかった

風間が救われるその瞬間をうまく表していいな、アニメ版も大好きだ 

 

 

ルートはこちら

yahoo.jp

 

キャノボ下見、というくらいだから由比回避ルートを通るのかと思いきや、それではボリュームが足りず、本来の目的であるさわやかのハンバーグを美味しく食べることを考えるともう少し消費カロリーを高くする必要があった

 

そう考えると近場でしんどいコースは由比の薩埵峠があることに気づいた

ここしかねえ、ここで一気にカロリー消費するぞ

いや、というか由比回避通らんしほんまに下見なのか2018夏

 

当日

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朝6時半に地元の最寄駅から特急券を使い豊橋まで行き、豊橋から興津行に乗って清水までJR一本で行く算段だったが、Twitter輪行ニガテ部なので手間取り一本見送ってしまう

輪行と一限必修はどうしても得意にならんし一生このまま

 

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僕は基本輪行グリーン車ホームライナーでないとしんどいタイプの人間なので、当日も元気にミュースカイ

 

ミュースカイ、後方の1人席ならその後ろにロードが置ける上に、豊橋は終点駅なので存分に睡眠ができるのが良いところ

 

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豊橋からの静岡横断平行座席だとまず座れなくてトイレ前の臭いオタクスポットに迫害されてこんな風になっちゃうからやーよやよ

 

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座席に座れない間やることは天気の確認とルートの確認が2割で8割Twitterなのだが、この日はどうやら静岡市周辺に雨雲が悶々としているらしい

 

因みに僕のTLにはいつもえっちな画像が流れてきて僕もモンモンとしてしまっているというのはあまりに有名

 

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2割の天気予報確認で本日は雨天という情報を得た、マジか、僕は近年晴れ男として名を轟かせ、この身をもって天照大神として降臨し続けた僕としては目を疑ってしまうものだ

 

車窓を眺めながらボーッとすることが世界で一番好きな僕にとって鈍行は苦ではなく、難なく時間は過ぎ、無事清水駅へ到着

 

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ここで本日お世話になるpayanecoさん(以下 ぱやねこさん)と合流

ポタポタなので本日はサブバイク MERIDAのナニカ(何かはわからない)に乗っておられた

ホイールが僕の鉄下駄とは違いアルテグラホイールだ、かっちぶーだぜ

 

本日は僕がキャノボを達成された方に案内していただくだけでなく、ぱやねこさんが実験したいことがあるとのことで、そちらの協力もすることになった!

 

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こちら、骨伝導Bluetoothイヤホンを用いたコミュニケーションツールbonxを実験されたいそうです!!!

 

bonxってなんやねん、と目が0.5mmくらいになってしまったので、自分宛にも解説を入れると、これはアプリと専用の骨伝導イヤホンを使うことで遠くに離れていてもコミュニケーションが取れる、エンデューロやグループロングライドで注目されているコミュニケーションツールだそうです

因みに、イヤホンは片方15,000円ほどなので貴族の遊びですね


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アプリ画面はこんな感じ、喋ると画面が光るよ

 

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これは実際に離れてマイクテストしている僕とぱやねこさん

昔、300円くらいのトランシーバーを買った時にも、こうやって離れて「もしもし!」てやってたなぁ…まぁ声がでか過ぎてトランシーバーなくても声聞こえたんだけどね

 

結論から言いますと、bonx、ぼくはうまく使うことができませんでした

ある程度のスピードで走りながらですと、風の音で声がかき消されてしまうし、イヤホンがフィットしすぎて耳がイタイイタイでした

ただ、しっかりと使い慣れればチームエンデューロなどで大いに役に立つように思われましたが、即興で使えるものではないな、と

 

というわけでbonxのテストと僕のキャノボ下見を兼ねたライドが始まった

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まずは清水駅からそう遠くないところに位置する薩埵峠に向かう

峠、といえば岐阜県にあるような森林に囲まれ、峠の案内なんてない僻地みたいなものしか知らないので、このような住宅街の中に突然峠!というのは少々驚く

ポケモンでいう いちばんどうろ を歩いていたらいきなりホウオウが出てきた的な感じ

 

ただ、後から知るんだけど、これは「徒歩用」の薩埵峠であり、自転車が進んでも行き止まりだった

 

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徒歩専用の薩埵峠を回避してチャリ用のものを探している間に先ほどの雨は止み、嘘みたいに晴れてきた。狐の嫁入りである。

 

まだまだ9月ゆえ、夏の匂いが残っているリトライ夏休みという感じがして、若干登っているにも関わらず2人口を揃えて「なんか『ぼくのなつやすみ』みたいですね」と話していた

ちなみに、僕とぱやねこさんはぼくなつ未プレーである

 

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峠を登りきるとそこにはブルベやファンライドでよくみる景色が。綺麗だなーーー

 

そういえばチャリで東京は2回ほど行っているんだけど、どれも由比回避ルートなので薩埵峠に来たことはなかったんだった

 

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これは同じ海なし県で普段見れない海に感動されるぱやねこさん(?)(かわいい)

 

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この2枚は展望台駐車場の先にある景色だが、色々混み合ってて忙しい感じがして大好きな風景

この2枚はこのライドのベストショットですね

 

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このめちゃめちゃに旧な道をブレーキガシガシかけて下りながら潮風と夏の残り香を感じる

潮風を浴びるたびに色々と思い出すことがある………いや、特にないや

 

ここから由比→蒲原、そこからのショートカットをして、富士川を渡る

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これは富士川の河川敷

ここから歩道に上がって走り続けるが、歩道がかなり長くしんどい

このまま真っ直ぐ行くと道の駅に出て、1号線沿いの富士市街に出る

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こちらは富士のバイパス沿い

道が広く本当に走りやすかった

巡航速度も向かい風の割にそこそこ出ていたので、ここから沼津の松並木までは距離を稼げそう

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吉原駅前、住宅街を抜け沼津市手前の檜まで出る

こちらは個人的によくわからないルートだったので知れてよかったね

 

ここからはまっすぐ進むだけで沼津市内に出てこれるのでとにかく真っ直ぐに進む

 

そしてこれこそが今回の楽しみなのだが、キャノンボーラーと走るとなると、やはりキャノンボーラーのペースが気になるもの

せっかく信号が少ないロングストレート区間を走るので、キャノンボーラーさんの走りを生で見させていただいた

 

 

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これになった

 

向かい風でも35km/hをキープし続けるし、とにかくペースが乱れないし、キャノンボーラーてやっぱすごいんやなぁと舌を巻く暇もなく引きずられボロ雑巾になりました

 

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その後は本日のメインイベントであるハンバーグ さわやか を食べてキャノボ会議に花を咲かせ、いろいろなことを話しました

 

 

まとめ

キャノンボーラーときゃっきゃうふふしながら走ることは非常に困難である