六畳間のアパート

手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰

「なんとなく強くなりたい」では強くなれなさそう

黒糖です。

今回はふと思ったことの備忘録的な記事になります。

なので下書きなし、思ったことをまとめていくだけの記事になりますのでご了承ください。

 

 

 

 

 

最近練習していて思うが、タイトルにある「なんとなく強くなりたい」では強くなることができないと言うこと。

 

 

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毎月終わりに反省として書いている記事(まだ1回しかしてない)では目標を掲げながらも、本気でそこだけにターゲットを絞っていなかった。

 

 

 

 

 

例えば、ここであげているリトルで優勝するという目標に対して、クリートの調整不足などもあるが、それに備えた練習ができていなかったなぁと思います。

 

 

 

その根底にあるのが「なんとなく強くなりたい」ということ。

 

 

 

そのなんとなくというのは、自分が尊敬するキャノンボーラー(チームうどんちゅるちゅるメンバー、もうTwitter垢は消している)が「ロングも強くてレースも強い」という人で、まさにその人のようになりたい!という思いがあったからだと思う。

 

 

 

まずそもそも歴が違いすぎるし、走っている量も桁違い(に僕が少ない)わけで、呆然としたオールラウンダー的強さは圧倒的量をこなした先にあると改めて考える。

 

 

 

 

 

いや、ほんと何を今更って感じですけどね、マジで。

 

 

 

 

 

 

 

でも自分は「とりあえずSST20min2セット積んでおけばオールラウンド的強さになれるだろw」とか「スプリント力無くてもSSTやってればFTPの暴力でクリテ勝てるだろw」とか考えてた。

 

 

 

 

 

そもそもSSTの領域は俺の出るカテゴリーのクリテでは使わんしな、なにをおっしゃるうさぎさん。

 

 

 

 

 

改めて「本気で自分はターゲットとするレースで勝つ気があるのか」ということを考えたら、正直そこまで深く考えていなかったのかなぁって思った。

 

 

 

 

 

周りにもとりあえず強くなりたいからまずFTP300Wにして下位カテゴリーで勝つぞ!みたいな人がいるけど、それって超遠回りになるんだなぁって、自分も同じようなことしようとしていたけど。

 

 

 

 

 

 

心の奥底にずっと口にしてきたキャノンボールを意識している感というか、

 

 

 

レースやりながらでもキャノンボール(大阪東京間を24hで走りきる挑戦)やれるだろ、多分。

 

 

 

みたいな気持ちが正直あったのかもしれない。レースやればパワーついてキャノンボールもいける!的な

 

 

 

まぁ使うゾーンも何もかも違いし浅はかすぎたな、と。

 

 

 

というかその考えはレース、キャノボ両方の界隈に失礼なことをしているんだよね。

 

 

 

 

キャリアのほとんどを怪我や病気で棒に振っていた自分がそんな両取りできるわけがないし、本当になにか一つに絞っていかないと、

 

 

 

 

キャリアも機材も自分より上の人間に勝てるはずがないので……。

 

 

 

 

 

何を目的として、それを本気で達成する気があって、そのためには何をしていけばいいのかしっかり考えることって大事なんだよな~というよりそれができないから弱いんだよな~って自分でも感じる。

 

 

 

 

 

オールラウンダーになるのではなく、オール中途半パーまっしぐら 

 

 

 

 

 

 

改めて「とりあえず強くなるための特に何も考えていない練習」はやめような、という自戒をまとめた文章でした。

 

 

 

 

と、いう記事を書いている間にも練習したりあれこれができる、そう思うので爆睡することにした。

最近卒論などあーだこーだの大変ですがなんとか生きています、みなさんも生きていきましょう。

 

 

初ビワイチショート、やってみた【ロードバイク 気ままにロングライド】

黒糖です。
1年半ぶりにビワイチをしました。

 

 

 


【動機】


1年半前、フォロワーのガロアさんと「殴り合いビワイチ」と称し、ちぎり合いの競争を行っていました。


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しかし、殴り合いには程遠く、力がない僕が一方的にボコボコにされるだけで終わりました。

それから1年半、怪我と就職活動が終わり平穏な日々が戻ってきたのでまたビワイチするか、と思いたちもう一度ガロアさんを誘いビワイチへ

今回は殴り合いなんかしないで楽しくふつうのロングライドにできたらいいな、そう思って臨みました。


【リザルト】


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前回は南湖も合わせた200kmのビワイチコースを走りましたが、あまりに車が多すぎて練習にならないため今回はショートコース150kmを走りました。
ちょっと距離が多い理由はまた後ほど。

【本編】

・スタート 入江橋→道の駅 湖北みずどりステーション


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前回同様スタート位置は米原駅西側。

こういう辛いとわかっているロングライドの前ってなぜこうも憂鬱になるのか。帰りてえ〜と思う、一番帰りたい瞬間。


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「5kmローテで回しましょう!」
ガロアさんはそういうと40km/hまで加速し引き続ける。ロングライドなんだけどなあ〜〜〜コレ。

5kmローテのバトンが回ってくると僕も精一杯エアロポジションをとって前を引く。
レース練習で前を引くときこんな感じで引いてたなぁ〜〜っておもう、これロングライドなんだけどね。


日本人は周りに合わせることを得意とする、いわゆる空気が読める種族。僕も一端の日本人として40km/hで渡されたバトンを受け取り同じ速度で引く。
嘘、パワーないし巡航下手くそだから37km/hとかやったと思う。


かれこれローテを回していく途中、朝飯を食べていないということ、ボトルの補給をしていないということで道の駅で休憩。


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うどん、消化にいいからね

爆速で食べてまたサドルにまたがる。帰ってアニメ見たい・。

【道の駅→高島 セブン】

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琵琶湖北側はビワイチの中でも絶景で、なおかつとても走りやすいコースになっている。

 

そのため、Google Mapの位置共有機能を使って鬼ごっこをすることに。
賤ヶ岳のあたりからマキノまでの20km弱、追いかけっ子をすることになった、たしか前回もそうだった(と思う)

当方、逃げとか単独走とかとにかくクッソ弱くて、まぁ勝てる見込みなんて絶対にないんで5分待ってもらうことに。
まぁこれなら、いや、これでも普通にきついけどね。40km/h巡航とかできないし。

 

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逃げる逃げる逃げる!踏む踏む踏む!!
踏んでる割にスピード出ねえ!!なんでだよ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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それはそうなんだよね、なぜなら俺は今日【エアマックスを履いている】から

 

 

 

 

 


理由は最近クリート位置いじってたらマジで迷子になって150km走ったら間違えなく怪我するだろうな〜って思ったため。
安全の代わりに踏み足しか使えない身体になってしまった!


おそらく人類初、タイムペダルにエアマックスを履いてビワイチをした男として名を残すことになる。

まぁでもフラットペダルでもスニーカーでもクロックスでもやることは変わらないんだよね、逃げるときはただひとつ、踏んで回す、そして踏む。

 

うおおおお!踏め踏め踏め!おおおおお!


 

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道を間違えて負けました。余分に12kmくらい走ったことに。
ま〜た自ら強くなりにいっちまったw


普通に奥琵琶湖パークウェイ方面はきれいだった、次からはこっちを鬼ごっこに使いませんか?

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天気は生憎だけど、海岸沿いみたいでめちゃめちゃいい感じ。

そして再び合流して鬼ごっこ、普通にちぎられて負けました。


【高島セブン→堅田セブン】

途中、今回唯一の追い風が吹き荒れるが先程の鬼ごっことロスタイムで完全に足を切らしていた!!!
オラもう踏めねえだよ〜って泣き喚くも引きちぎられる、今回何度ちぎられたか覚えていません。

マジで唯一の追い風で自転車が一番楽しい瞬間なはず、なのに普通に家に帰りたい、サウナに入りたい、アニメを見たいと言う事以外考えていませんでした。

なので写真は一切撮っておらず。とにかく足が切れてて辛かった思い出しか無い。

 

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そろそろ暗くなり寒くなってきたためレッグウォーマーを装備、念には念を入れて持ってきてよかった。

琵琶湖大橋→入江橋】
琵琶湖大橋からゴールの入江橋まで、その距離50km!
え、この脚で50km走るの流石に無理だろwまじで帰っていい?
1秒間に500回ほど「輪行してえ〜」て考えていた!


琵琶湖大橋を渡り、再び40km/hまで加速をしていくガロアさん。
これさ〜、これまで100km区間ほとんど向かい風だったのに、風の流れ変わってまた向い風になってるんだけどまだ40km/h出せるの?ヤバいだろ流石に。

ピエリ守山が見える。なんか温泉もあるらしい。今すぐ飛び込んで汗を流し、サウナに入って整って帰りたい。


向かい風が吹き荒れる中、ローテを回していく。
僕はというと向かい風にはめっぽう弱いため30km/h前後でペタペタ回していた。

スピードでいうとサイクリングペースですが、今の俺には地獄のようなペース。
ない足を回し、入らない体幹を入れ姿勢を低くしエアロエアロエアロ。

ブラケットエアロエアロエアロエアロエアロエアロエアロ!!!!

もう一生分エアロポジション取りました。

 

 

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途中レッドブル補給
二人して「早く肉食いたいですね」、そう談笑する。

アロエアロエアロ!踏む踏む踏む踏む!回して踏む踏む踏む踏む踏み倒す!
うおおおお!肉肉肉!!肉食べたすぎるだろ!!!サウナに入りたい!!サウナ肉肉!踏む踏む肉肉肉肉!!!

 

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「あと18km!肉です!」
ないはずの脚がめちゃめちゃ回る、たしか35km/h前後で回していた気がする。

頭の中は肉とサウナでいっぱい、人は快楽のためならどれだけの力でも引き出せる。
肉体的限界を破り、心理的限界を打ち破った。

 

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ゴール。150km走破。
ゴールした瞬間、なんかポーズ取りたかったけど流石に公道なのと風が強すぎてバイク揺れるから片手で少しだけガッツポ。今日はちょっとだけ頑張ったかな。

終わったあと、2人してこういう。

 

「いやー、またビワイチやりたいね!」

 

記憶は美化され改ざんされる。辛かった記憶しかないのに、その全てがオセロのようにひっくり返ってしまった。

こうして人はビワイチに駆り出されるのだ。

【感想】

 

ビワイチやりてえ~~~

 

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今回はネットアベレージが29.3km/hとなんだか惜しい数字に。
Garminやと29.5km/h、どのみち30km/hには届かず。

次はAve30km/hを目指したいところ

 

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あと心拍ゾーンがロングライドのそれじゃない、ロングライドってなんだろう?

あと、ナイキのエアマックスはロングライド向けなので皆さんぜひ使ってみてください。ビワイチくらいの距離ならいけます、ロングライドといえばエアマックス!ビワイチといえばエアマックス

 

 

 



次は絶対ビンディングでやろう。

2020年9月 振り返り

黒糖です!

久々に自転車のことを書こうと思います。

(自転車は別ブログの方でやってたんですけど、こっちに戻そうかなという気持ちも強いです。またよろしくお願いします。)

 

目次

 

走行距離


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1087km

復帰から3ヶ月目、ついに1000キロ達成!

距離は申し分なし

 

どんなことを意識した?

初心者の壁である月間1000kmを乗り越えることを意識しました。
ハードな練習に耐えられる脚を作っていくことを最重要に距離第一で行っていきました。

 

よかったこと


1.レースではじめて入賞できた


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人生で5回目のレース、初の入賞を果たしました。

長い間怪我に苦しみ、もがいていた自分にとって賞状という形で頑張りが残るのはとても嬉しい。

(コロナの関係?で表彰式はなし、PDFで賞状が送られてきました。こんな中でもレースを開催してくださった京都府車連さんには感謝しかありません。)

 

まぁでもロードレースは1位以外価値はない、と言われてますし次は優勝を狙いたいです。

 


2.高強度のロング練でも痛みを発生しなかった

個人的にはレースの入賞よりも大きな価値であると考えます。

長らく怪我に悩んできて、毎回100キロ超えを走るたびに「走りきれるかな…」と不安になることが多いですが、その不安を少しだけ払拭することができました。

 


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今月から去年初出場した平田クリテで声をかけていただいたチームの方々と練習を開始しました。

パワーメーターがないのでなんとも言えませんが、先頭の速度が40km/hを下回らない状態で3%程度のアップダウンを繰り返す全長80kmのコース。

一番後ろについて走っているだけでも千切れました。

 

来月の1つに目標には「この練習で千切れないこと」を掲げたいですね!


3.月間1000kmを達成


大学に入学してから月間1000kmは達成できていなかったです。

(それまでは2019年4月が最長距離)

これは1つの目標として掲げていたもので達成できたことをうれしく思います!

 

悪かったこと、反省すべき点


1.個人練習の強度が低かった


距離を第一としていたので、どうしても個人練習の強度が落ちてしまっていた。

平日も追い込むことでより強くなれるんですけど、休日の練習でいっぱいいっぱいで距離をこなすだけで終わっていました。

 


2.木曽川CRに固執しすぎた

 


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個人練習では木曽川CRというド平坦をメインで行っていました。

SST20minを行ったりもしていたが、強度をあげるためにも短い峠の周回練習を取り入れてもいいかもしれないと考えています。

 

あと単純に平坦しか走ってないのでチームの練習で登るときに登り方がわからず脚を切らしていたので、たくさん登って登り方を覚えることは大事なのかなって考えます。


総評

 

今月から元学連の先輩と練習を行ったり、チームの練習に混ぜていただいて大きく成長していると考えます。


そして、この中で痛みを発症することなく走りきれたことは誇らしく思います!!

(途中でちぎれていないとはいっていない)


また、レースでははじめての入賞。

5回もレースでてやっとかよ!と言われたら黙るしかないけど、長い間怪我をしていた自分が復帰わずかで入賞できたことは少しだけ頑張ったなってほめてあげたいと思う。


次は優勝を目指す。

 


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静大チャリ部のみなさんとのハマイチや

 


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もともと所属していた大学の自転車の友人と行った池田山HCなどゆるさの中にキツさもあるライドもできたので、自転車を大いに楽しめた1か月だったと考える。

 

来月の目標


1.月間1000kmを継続する

2.1日体重2倍gのたんぱく質を摂取すること

3.10/18のリトルワールドのレースで優勝すること

 

この3つを目標に頑張ります、引き続き自転車を楽しんでいくぞーい

LUNKHEADというおそらく俺以外誰も知らないバンド

みなさん、LUNKHEADというバンドを知っていますか?

おそらく僕の10個くらい上、ロキノン全盛期と呼ばれていた15年前の方々ならご存知かもしれません。
ただ、僕と同年代の人間でこのバンドについて知っている人間を僕は知りません、それくらいマイナーなバンドです。

 

俺はランクヘッドが大好きだし、あまりうまくいかなかった大学時代だからこそランクヘッドを聴けて本当によかったと心底思います。

そのランクヘッドをこの記事を通して皆さんに知ってもらい、新しい音楽畑を耕していってもらえたらと考えこの記事を書いています。

 

 

ランクヘッドの生い立ち】


ランクヘッド(通称:ランク。僕はランクへと呼んでいる)は愛媛県新居浜市出身の4人で結成されたバンドです。
高校時代の同級生が中心になって組んだらしいです。
それゆえにものすごく団結していてメンバーの仲がめちゃめちゃいい。


バンドは結成20年、その前から付き合いがあるから家族と同じくらい顔合わせてるんだなぁって思うとただすごい、バンドは方向性の違いや金銭トラブルとうとうで解散することも多々あるので。


高校卒業後、上京して一度解散になったがその後合流し再結成、今に至る
ちなみに全員MARCH以上。ボーカルの小高芳太郎さんについては早稲田大学理工学部すげーエリート

 

ちなみに、このバンドは1度ドラムが変わっている。
同級生であった石川龍がDr.をしていた石川ランクへ(結成〜2010年)(僕が勝手にそう呼んでいる)、石川が抜けてからサポートドラマーとしてツアーに同行していたART-SCHOOLの桜井が加入してからの桜井ランクへ(2012(?)〜現在)
どちらも同じバンドでありながら色がかなり違う。音の違いを言葉に表すのってとても難しいが桜井のほうが重い。

イヤホンで聴くならドラゴン家のスピーカーなら桜井のドラムがいいなーって感じです。
抜けたドラゴンとは今でも良好な関係、らしい。

 

【ランクへのどこがいいの】


歌詞が人間臭いところ


バンドといってもいろいろ方向性があるので一概には言えないけど、ランクヘと同じジャンルのバンドってどうしてもかっこいい言葉で締めたりかっこいいメロディジャカジャカやってるイメージがあります。
それに対してランクへは歌詞が人間臭くてとてもいい。


自分はメロディを聴いて気に入ったらそれからずっと歌詞を眺める。その中でいくつも自分の琴線に触れる歌詞があった。


例えば僕がランクへにハマったきっかけである「シューゲイザー」という曲。

「多分あんたは真面目すぎんだよ だからそんなに生きにくいんだよ」という歌詞があります。
これは「自分が経験してないと書けない」歌詞だと思うんです。
すごいなー、こんな歌詞って書けるんだ。それからランクへが大好きでずっと聴いてます。

相当苦労されていて、失礼ながらあまり売れていないバンドだからこそ書ける歌詞、それだからこそ聴き手にダイレクトで伝わる歌詞が書けるんだろうなって思っています。

 

 

あまり聴いている人がいないので俺だけのバンド感がある


先程も言いましたが、ランクへはそこまで売れていないバンドです。(めちゃめちゃ失礼)

それ故にブログでお客さん来てください!!このままだとやばい!!(意訳)みたいなブログを書いていた。

結果満員。呼びかけたら絶対満員になるわけではないしすごいことだと思う)


こういうところが生々しいが、それだからこそ人間らしい歌詞を書ける。

たくさん苦労されてきたバンドなんだろうなって、その生い立ちを知ってるからこそ刺さるバンド。

 

詩的な歌詞


ランクヘは大きく分けて

・恋愛ソング

・青臭ソング

・生きづらい人向けソング

・詩的ソング

の4つに別れていると思う。
その中でも詩的ソングがめちゃめちゃいい。


例えばランクへ詩的ソング代表作である「インディゴ」。
世界中の青を集めて重ねたみたいな宵の空」という歌詞ではじまり「溶け残る夜の匂いに思わず僕はくしゃみをした」という歌詞で終わる。

小説かよ。めちゃめちゃいい。


ランクへ小高が日本橋ヨヲコ先生という漫画家を敬愛していて、彼女へのリスペクトでこのような歌詞が出来上がったそうな。
聴く小説、おすすめです。

 

 

明るいメロディに暗い歌詞をのせている


メロディがポップで明るいのに歌詞が暗いことがしばしばあるこのバンド。
後ほどおすすめする『羽根』というナンバーは後ろ向き過ぎて逆に前向き、みたいな感じがします。
結局辛いことには変わりないけど、それでも前向いて生きていくという人間として必要だけどなかなか難しいこと、それを上手に書いてくれていると思います。

 

あくまでこれは主観。きっともっと自分に刺さるバンドはあるかもしれない、上記をより満たしているバンドはあるかもしれない、ランクへじゃなくちゃいけない理由はないかもしれない。
けれど、自分がしんどいときにスッと歌詞が入ってきたこのバンドは自分のNo.1バンドだと思います。

 

【どんな人に刺さるバンド?】

生きづらさを抱えている人


生きづらい人間は自分がどうして生きづらいとかわかってるけどわかってないことをわかってると思うんです。
そういう人間の言葉にできない感情を言葉にしている。

また、先程から言っている「あまり売れていないバンド」だからこそ伝わるものがある。

きっとヒット作をバンバン出しているバンドの言葉よりも範囲は狭いかもしれないが刺さる人はいるのではないでしょうか。

 

本当の意味での凡人


人間、何かしらの才能があると言われているけどその才能を見つけられる人間ってごくわずかだと思います。
そんな凡人である僕らに刺さる歌詞が多い。

 

【おすすめの曲5選】


おすすめの曲は無限にありますが、ここでは5つ挙げさせていただきます

1.インディゴ

インディゴ (REACT)

インディゴ (REACT)

  • provided courtesy of iTunes


このバンドを代表する曲ですね、この曲をやったら絶対盛り上がる曲。
「世界中の青を集めて重ねたみたいな宵の空」という詩的な歌詞からはじまる高BPMのパンクぽい曲。
まさに00年代ロキノン系みたいな感じの曲、俺はこういう曲大好きすぎて困る。
インディゴはメロディもさることながら歌詞がいい、聴く小説
歌詞のすべてが好きなんですけど、特にラスサビの「お伽の国のような街 夢から覚めるにはまだ早い 溶け残る夜の匂いに思わず僕はくしゃみをした」という歌詞がとてもいい、名残惜しさ、物足りなさを曲全体で書いて最後にこの歌詞で締めるのがすごい

 

アニソンタイアップとかしてたら超売れてたと思う。

 

 

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ランクヘ小高さんによる解説↑

 

2.シューゲイザー

シューゲイザー

シューゲイザー

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こちらもテンポのよいロックナンバー。
イントロのギターリフがめっちゃ癖になります
こちらもカ強いメロディに暗い歌詞をのせています。
傷ついて、立ち直れないときもあるかもしれないけど案外まだやれる、まだ戦えるというような曲。
はじめてランクへのCDを購入したのはこの曲が入っているV0Xというアルバムだったなぁ

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小高さんによる解説↑

 

3.ENTRANCE

ENTRANCE

ENTRANCE

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こちらも爽快なロックナンバー、かつランクへらしく後ろ向きな歌詞
結局どれだけ考えたところでなにか変わるわけではない。不安で辛い中でも「どうしてもこれだけは譲れない」ことがあると思うそれだけは絶対曲げるな成し遂げろみたいなメッセージだと思っています。


音楽とは、負け犬や弱い人間のためにあるものだと僕は考えます。まさしくそういった人間のための曲であり、そんな弱い僕らでもやっていこうやみたいな感じ。
「夢は叶うなんて勝ったやつのセリフだな そこらに3億円くらい落ちてないかな」という歌詞が個人的に大好き。
ブログのサブタイトル欄にある言葉もこの曲からとったものです。

 

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解説↑

4.羽根

羽根

羽根

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爽やかなメロディに韻を踏んで弱さを書き連ねた歌詞。

(さっきからそんな曲しか紹介してない)
この中の曲すべて大好きですが、今年はこの曲を一番聴いてるかもしれない。
ちなみにこの曲はバンドを脱退された前ドラム 石川龍さん(ドラゴンさん)が作詞作曲している曲です。生で聴きたいなぁ

 

5.音のない部屋

音のない部屋

音のない部屋

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失恋ソングです。一曲でストーリー構成されていますね。
当たり前のようにそこにあったもの、いつもいてくれた人がいなくなってしまった喪失感を上手に書いています。
いつも後ろ向きなこのバンドが
「あなたに会えたとき ちゃんと笑えるように 生きてく だからいつも私をどこかで見ていてね」という歌詞を書いているのは驚き
どれだけ好きだった人のことでも必ず忘れていってしまう、それでもいつか会えたときちゃんと胸を張れるよう生きていこう、と前を向いて終わる歌詞。

 

 

 

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【なんか色々と惜しいバンド 世界で一番諦めの悪いバンド】

先程からちょくちょく出している実力の割に売上が少ないという話。

本当に惜しいバンドだなっていつも思います。

演奏技術はものすごく高く、作る曲もお世辞抜きで超絶良い

ただ、いろいろと恵まれていないというか、タイミングが悪いというか。

00年代前半、バンドブームがありましたよね。BUMP、アジカンエルレとかが流行っていたはず。

ランクヘはこれらのバンドの次に「来る」と言われていたほどの実力を持っていたそう。

それがタイミング悪くバンドブームが過ぎ去り、立ち直したと思ったらまた災難…。
最近だと、ずっと所属していたレコード会社 有限会社直球を脱退し合同会社を立ち上げランクヘッド、そんな最中にコロナウイルスでライブができずピンチ

 

いろいろと惜しい気がします。

 

アニメのタイアップとかでインディゴやシューゲイザーが使われたらおそらくもっとこのバンドは有名になってた、売れていたかもしれない。

 

最近だとバンドをやめてアニソン方面にきて大成功している大石昌良の例もありますし、ランクへ小高がその道を選んでいてオダカヨシタローになっていたら、今頃自分はアニソンフェスのステージで小高さんを見ていたかもしれない

 

そんな「あったかも」という可能性をすべて踏み倒しここまで20年間続けてきたランクヘッド

ここまできたら意地でも貫き通してほしいですね。

 

先程名前を出した大石昌良のバンド「Sound Schedule」のインタビュー記事で読んだことなんですけど、「バンドは10年続いたら成功 20年続いたら意地 30年続いたら家族」らしいです。
ランクへは10年続いているだけで成功だし、意地でここまで来たバンドだと思います。

 

これからもこのバンドを応援し続けたいな、と思います。

 

自分がしんどいな、辛いな、なんて落ち込んでいるときに彼らがずっと演奏続けてくれたらそれだけで元気もらえるじゃないですか。

そんなバンドであり続けてほしい、というのが僕の勝手なお願いです。

 

これからもライブに通って応援を続けたいですね。

この記事を読んでこのバンドに興味を持ってくださった方、ぜひライブでお会いしましょう。

メインブログの変更のおしらせ

黒糖です。この度はメインブログを変更することをお知らせいたします。

現在のメインブログである六畳間のアパートから下のブログに変更したいな、と。

 

rebike02.com

 

 

これからはメインブログとして、こちらのブログをメインとして、自転車の活動をしていきたいと思います。

 

このブログを愛読されている方の中で自転車の活動に興味がある方は引き続きコチラのブログでもよろしくお願いいいたします!!

 

また、このブログは自転車を除いた「趣味のブログ」として続けていこうと思います。

今後とも、よろしくお願いいいたします!

 

【ねんどろいどフェイスメーカー】嫁ねんどろいどのパーツを作ったが「惜しい」ので自作した

前回、ねんどろいどフェイスメーカーにてねんどろいどの顔パーツを作成しましたが、それも惜しかったので、もう一度作り直しました。

前回のブログ記事↓

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目次

 

前回の出来

前回作ったパーツをもう一度見てみます。

 

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実際に発注から10日後に届きました!

 

左がレムを意識して作ったフェイス、右があわあわフェイス。

 

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左が今回作ったフェイス、右が正規のレム………

 

左、全然レムっぽくないじゃん!!!

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こうしてみるとオリジナリティがあって悪くない気もしますが、それでもなんか違う!!!

 

前回の作成から見えた課題

違うポイント

・パーツが全体的に内側に寄っている

・目に違和感がある

・肌が白すぎる

 

 

というわけで作り直しました。

 

今回は前回の反省を生かして、

①肌の色

②目の形や色

③パーツを若干外側に寄せる

 

これらを意識して作ってみました。

 

実際に作ってみよう!

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これが前回の顔。

 

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こちらが今回のフェイス。

まず ①肌の色。

こちら、前回は一番薄い(クリーム)を選択していたのですが、一段回濃い色(アーモンドミルク)にしました。

 画面上で確認するとかなり黄色人種感が強くなります。

 

次に②目の形や色です。

青色ですが、以前の単色ではなくグラデーションを意識。

そして最大限に大きくしました。

 

最後に③パーツを外側にする、ですが、こちらもガイドの線ギリギリ出るか出ないかまで持っていっきました。いい感じ!

 

 

届いたよ!!

届いたのがコチラ。今回は1週間で届きました。超早い。

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今回はお金の関係で、少しでも安くするためにオリジナルフェイス1つ、のっぺらフェイスにしました。

そして、ただのっぺらフェイスにするのではなく、のっぺらフェイスも3番目に濃い肌色(ピーチ)にしました。

実物をみて、次発注する際の参考になればな、と考えました。

アーモンドミルクと比べ、少し濃い程度で女性キャラクターに取り付けても違和感はなし。

 

まず前回作ったものと比べます。

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肌の色は前回が極端に白かった。

今回はかなり健康的な色で、目のパーツも前回と比べて少し大きく、アニメ目になっております。

前回は自分のオ○ニーでしたね。寄せる気があったけどオリジナルの色を強く出しすぎた!

 

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実際のレムのフェイスとも比較。

ほぼ一緒!!完璧じゃないか!?

 

特に瞳の色、配色はほぼ一緒!!!

何も知らない人が見たらどっちがレムの正規フェイスかわからないんじゃないか?

 

ただ、反省点としてはもう少し吊り目でも良いかな、というところです。

自分はタレ目が大好きなので垂れさせまくったのですが、寄せるのであればもう少し吊り目にしたいです。

 

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実際に装着!!

もう本当に本物だーーー!!!

前回の課題3つを余すことなく生かせている!!!!

 

総括

今回の出来は大満足!!!

肌の色、目の形、パーツ配置、全て文句なし!!!

これは1度実物を見てみないことには作れないものだし、前回のは無駄じゃなかったと思います。

 

皆さんもねんどろいどフェイスメーカーで自分の推しキャラ、嫁キャラに足りないフェイスを作って良いねんどろいどライフを送りましょう!!!

 

nendoroidfacemaker.com

【ねんどろいどフェイスメーカー】嫁ねんどろいどのパーツが「惜しい」ので自作した

黒糖です。

みなさん、ねんどろいど、持っていらっしゃいますでしょうか。

 

ねんどろいどは、アニメやゲームのキャラクター、あるいは実在の人物をデフォルメした2頭身のフィギュアシリーズ。

 言わずとしれたデフォルメフィギュアの金字塔。

かくいう僕も使い続けてもう7年、オタクを始めたと同時にお世話になり続けている ねんどろいど

 

このねんどろいどの強みは、同じねんどろいどシリーズのパーツを流用することができること。

代表的なのが顔パーツ

 

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これがねんどろいどのフェイスパーツ。

なんとも可愛らしい。

デフォルメフィギュアは数多く存在しますが、原作・アニメの表情に最も近いデフォルメフィギュアは間違えなく”ねんどろいど”だと思います。

 

文字通りフィギュアの顔とも言えるこのパーツを変えられることで、さまざまなシチュエーションで写真撮影をすることができ、楽しみ方も多くなります。

 

しかし、この顔パーツ、付属しているもの以外をつけると微妙な違和感がでたりします。なので基本的に付属しているパーツをつけたいところですが…

 

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レムのねんどろいどフェイスパーツはこれだけ。

 左から真顔(正面)、真ん中(若干左を見ている)、鬼化の表情(正面)となっています。

中でも真ん中の笑顔パーツが大好きです。

ただ、若干左を向いているんです。

 

僕はどうしてもレムのねんどろいどでブログやTwitterアカウントを撮影したい。

それも宣材写真のようなものを撮影したい!!

 

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レムは人気キャラということで幼少期Verがラムとセットで発売されています。

これは若干微笑んでいるフェイスパーツだ!!!かわいい!!!かわいいぞレム!!!

 

ただこのフィギュア、2018年のワンダーフェスティバル限定だった!!

 

 

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今ではヤフオクをはじめとするオークションサイトで10000円前後で売られております。

 (余談ですが、通常レムのねんどろいども1万円超えてます。僕が買ったときは4200円とかだったのに…再販が待たれる)

 

ただ、1万円出して幼少期のレムのねんどろいどは買いたくない。

(正確にいうと、転売ヤーがうまみ占めるのが腹たつ、搾取される側に回りたくねえ!僕は搾取する方が好きなんだよ!!)

 

でも………

どうしても正面向いたレムの笑顔のパーツがほしい!!

 

 

作りました。

 

nendoroidfacemaker.com

 

こちらはねんどろいどの生産 販売元であるグッドスマイルカンパニー社(以降 グッスマ)が2017年7月から始まったこのサービス、自分のお気に入りのねんどろいどに自分で考えたフェイスパーツをセミオーダーできるシステムになっております。

 

これで念願の「ほしいけど手が届かない」「転売から高い顔パーツ買うしかない」なんて状況がほぼなくなる!すげー!!

 

ちなみに公式の大義名分だと

株式会社グッドスマイルカンパニーは、“ねんどろいどの新しいアソビ”をコンセプトにした新サービス『ねんどろいどフェイスメーカー』の提供を、日本国内向けに開始いたしました。

ねんどろいどフェイスメーカー』とは、本サイトで会員登録後、予め用意された豊富なデザインパーツから好みのパーツを自由に選び配置することで、ねんどろいどシリーズに装着可能な表情パーツをユーザー様ご自身で作成・注文することができるグッドスマイルカンパニーの新しいサービスです。

 みたいです。すげー!!

 

作成

サイトへの登録諸々は省きます!別にみんなわかるでしょう!!

ちなみに登録はAmazonアカウント連携でもできます!

これ、いつも思うんですけどグッスマ側は「消費者側がアカウント作成という段階で登録するのが面倒でやめる」というデメリットをなくせるからいいと思うんですけど、Amazon側にはどんなメリットがあるんだろう。

今の日本国内でのAmazonシェア率などを考えて、「ねんどろいどは買ってるけどAmazonの登録はしていない!フェイスメーカーを機にAmazon作っちゃおう!」なんて人がいるのだろうか。わからん、いるかもしれん。

また、売上の一部はAmazonに支払うとかあるのかな、なんかめっちゃ気になる。

 

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フェイスメーカーはオリジナルフェイス+のっぺらフェイス(税込1100円)とオリジナルフェイス2つ(税込1507円)から選択できます。

のっぺらフェイスは使う機会なさそうだし、せっかくなら2つ作っちゃおう。

 

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そして膨大な数のパーツから選んで自分好みの顔を作成できる!

 

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実際に持ってるレムのねんどろいどフェイスと照らし合わせてみる。

寄せることはできるが、完璧は作れない…。

眉毛、よくみると眉毛は水色だし!!

 

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でも水色の眉毛はない。紫色があるなら水色もいいだろ!!!アプデしてくれ!!!!

ここまできて妥協するのも嫌なので、ここは書き直そうかなと思います。

 

ameblo.jp

ねんどろいどのリペイントに関しては、公式ブログでも解説されています。

失敗するのマジで怖いけどやってみたいところ!!

 

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そして完成したのがこちら!!

1つ目は微笑パーツ。めっちゃかわいい。

2つ目はあわあわパーツ。昔、澤村スペンサー英梨々のフェイスパーツに似たようなものがあり気になっていたので、これを機に近いものを作ってみました。

 

完成品はいつ届くのか、ワクワクです。

 

次回、実際に届いたものをセットしてみようと思います。