六畳間のアパート

手荷物は嘘以外の気持ちと少々の自信過剰

サウナイーグル ロウリュチャレンジ

黒糖です。サウナが好きです。

 

みなさん、サウナ、いってますか?

 

 

 

サウナは全国各地どこにでもある。我が愛知県にも、もちろん。

 

愛知県はサウナ強豪校がひしめき合い、インターハイ優勝回数も最多であります。

施設も充実しており、中でも【3強】と呼ばれるインターハイ、国体などで使われたサウナはサウナーの中でも聖地という扱いを受けている。

 

 

・ウェルビー栄

・サウナラボ

 

 

そして、サウナイーグル

 

 

サウナイーグルは最強最恐のサウナとして愛知県では恐れられ、その地に足を踏み入れたものは煉獄の炎に包まれるともっぱら噂のサウナである。

その熱はまるでイーグルの如く。

 

 

 

 

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そしてこのサウナには毎月19日、イーグルの日に【ロウリュチャレンジ】が開催される。

サウナイーグルHPより引用

https://www.sauna-eagle.jp/blog/2021/01/07/%e4%bb%8a%e9%80%b1%e6%9c%ab%e3%81%af%e3%83%ad%e3%82%a6%e3%83%aa%e3%83%a5%e3%83%81%e3%83%a3%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%82%b8/

 

 

 

 

コレコレコレコレ

 

 

俺が求めていたのはコレなんだよな。

 

日々自転車競技をしており、その癒しとしてサウナに通いはじめ4ヶ月目。

どこか渇望していたんだよな〜

 

 

 

 

 

熱さ

 

 

 

 

 

 

 

コロナウイルスでレースも軒並み中止になり、練習も満足にできない。

今こそその鬱憤を、戦う事に対する飢えを満たす時が来た。

 

 

 

 

 

 

2021年シーズン 1stレース サウナイーグルロウリュチャレンジ

 

 

 

燃える漢が火を吹くぜ

 

 

 

 

 

 

準備編

対策なんてないけど、とりあえず近所にある1時間に1度ロウリュが行われるのに680円で入浴できる(バグ?)恵みの湯に足繁く通うことにした。

 

アツアツのサウナストーンにアロマ水がかかり痛いほどの暑さの風が拭くロウリュ、たぶん初見だと死んでいた。こんな近所に恵まれた環境があって本当によかった。

恵みの湯があったからこそ、今回のチャレンジに挑むことができたと言っても過言ではない。

 

www.meguminoyu.jp

 

sauna-ikitai.com

 

レースでもそうだ。本番と同じコースプロフィールに近いコースで練習し、展開を意識する。サウナ"競技"だって同じだろう?本番に近ければ近いほどいい練習になる。


もちろん練習の恵みの湯では最上段に居座る。そして毎時30分より襲いかかるロウリュに耐えしのぐ。

 

 

 

・どんなフォームで

・どんなタオルの使い方で

・どれくらいのダメージが来るのか

 

 

 

意識しろ、本番を。行ったことがないサウナ室だが、HPやサウナイキタイで室内の様子を見まくった、頭の中でイメージを浮かべる。

 

勝てるか勝てないかわからない勝負に挑む時は人生で最も楽しい瞬間である。

 

 

 

 

 

 

本番当日

 

準備編

今回の目標は完全初見で勝利(15分耐え)すること。

完全初見にこだわる理由は唯一つ、かっこいいから。

 

大真面目である。趣味で一番大切なのはかっこよさ、これはどんな趣味でも貫いてきた。

 


そして俺のかっこよさは【勝利】にある。

 

ルールの範囲内ならどんな手を使ってでも勝ちたい。

だから今回の挑戦は1人では心が折れそうだったので大学の後輩と挑むことにした。

後輩は3日前にはじめてイーグルに行ったというツイートをしており、その日のうちにロウリュチャレンジに誘った。

快諾してくれた後輩に感謝。

実際に彼がいなかったら最後の3分を耐え抜くことができなかった。

 

 

 

ルールの範囲内といったが、ここで今一度ルールを確認する。

・氷は1人2つまで

・タオルは1人2枚まで(サウナハットをかぶる場合は1枚)

 

 

自分はサウナハットを持っていないのでタオル2枚で挑む。

また、タオル2枚のほうがサウナハットよりも熱を防ぐ面積が大きいため有効であるというのが持論だ。

 

 

 

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当日は後輩と現地集合で落ち合う。着替えてラーメンを貪る。
後輩が「先輩卒業できそうなんでラーメンおごったげます」といい醤油ラーメンを食べさせてくれた。嬉しすぎて涙が止まらない放課後

 

 

アップの時間も欲しかったため少しせわしなかった、後輩には申し訳ないことをしてしまった。

 

 

アップだが、まず体を洗い入浴をし1セットだけサウナに入る。

 

はじめてイーグルのサウナに入った感想だが、自分が通っている恵みの湯と似た温度・湿度であった。どちらかといえば恵みの湯の方が熱い気がする。

室内は広く、明るい。

自分は暗めのサウナによく足を運ぶので、こういうサウナは新鮮だ。

 


その後水風呂に入ろうとしたが、人でいっぱいであったため2分程度入って終わり。正直もっと浸かっていたかったが仕方ない。

 

また、水風呂にたくさん入ることより如何にしていい場所を取るか、ということに専念したほうが勝率が上がると考え待機列では最前に並び、ドア付近の最下段に座る。

 

 

 

 

 

最高のポジショニング。

 

 

 

 

 

今回の目的は【15分耐え抜くこと】である。

最下段以外選択肢にない。

しかもサウナストーン前ではなくストーブ前、これはロウリュのダメージを最低限に抑える目的がある。

 

 

レースと同じだよな、勝つためには最善のポジションを頑として譲らず、徹底的に不安要因・敗因となりそうなものを排除する。

 

 

サウナは楽しいものであり、競うもの、耐えるものではないというのが持論である。ましてや人に押し付けるのはもってのほか。

だが、今日だけは、この毎月19日だけはサウナを嫌いになってもいい。勝ちに徹する。

 

 

 

先月のレースで優勝したとき以来だ、ここまで徹底的に勝ちにこだわるのは。

 

 

 

 

いざ、勝負。

 

 

 

 

 

ロウリュチャレンジ、開始

選手入場。今回は満員で35人。多すぎて二部制となったそうな。

選手に続いて今回我々に大きなダメージを与えるサウナマイスターが5名入場。
正直全裸で耐える我々よりも上下服を着て15分間仰ぎ続ける彼らのほうが辛いだろうなぁ、と考えルール説明を聞く。

 

 

 

「手足がしびれだしたら危険です、無理せず出てください」

 

承知。

 

 

 

 

「今回は緑茶のアロマ水でロウリュをします。香りが楽しめるうちに楽しんでください」

 

 

笑止。

 

 

 

楽しむ気なんてサラサラ無いぜ、【勝利】にこだわる。

以前のレースもプロ選手がスターターとして一緒に走っていたことがあった。背中を見つめていたが「っしゃー!プロ選手と走れてる!」なんて思う暇はなかった。常にどこでしかけて、どこでスプリントをするか。それしか頭になかった。

 

その時と同じ感覚、肌でわかる【勝利】する感覚。

 

 

無駄な思考が一切ない、最高だ。

 

 

 

 

普通に緑茶のアロマ、めっちゃよかったです。

 

 

 

 

ピッ

 

 

 

テレビは消され、静寂が訪れた。

ストップタイマーの音が高温多湿の部屋に小さく鳴り響く。

15分間の地獄への火蓋が切って落とされる。

 

それとともに鳴り響く轟音。

 

 

 

 

 

 

 

ジュォォォオォォォオォォオォォォオオォォオォォォォォオ

 

 

 

 

 

 

 

コレコレコレコレ!!!!ロウリュの音、これがサウナだよなぁ!?!?!?

 

 

 

「今回ロウリュに回数制限はありません」

 

 

 

どんどん高まる温度、無限サウナ編。5人の炎柱が団扇を仰ぐ。

 

 

 

 

ムォン!!

 

 

 

 

熱波に音がついている。本当にこういう音をたてて100度近い温度の熱風が顔面に........

 

 

 

 

 

 

 

当たらない!!!!!!

 

 

 

 

 

 

当たらない、なぜか。

再三通った恵みの湯で研究したロウリュ対策、その1。

 

 

 

顔面をタオルで覆う  通称 アフリカン・スタイル

 

 

 

これは砂漠内で顔面を覆うアフリカ人を模倣して採用した。サウナよりも過酷な環境で暮らす人類の祖先から学ぶことは多い。

 

 

 

 

当たらないんだよ、熱波は!!!!

 

 

 

 

ただ、このスタイル。呼吸がしづらいという弱点がある。

 

ノンノンノン...違うんだなぁ。

 

この1年間、なんのためにマスクをつけ続けて来たと思う?

 

 

 

今日この日、サウナイーグルでロウリュチャレンジをする際、口をタオルで覆っても苦しくならないようにするためだ。

 

 

 

 

 

余裕で呼吸する。1秒で30回息を吸って履いていた。呼吸のおばけ。

 

 

 

 

 

 

「5分経過です。辛い方は無理しないでくださいね!!来月もありますから、それまで毎日イーグルに通ってきたえてくださーい!」

 

 

 

 

さすがにこの時間になるとチラホラ出ていく人たちが増える。

全面ガラス張りなので脱落者は外から挑戦者の勇姿を眺め続けられる。

 

 

人が少なくなればなるほど風は当たりやすく、マイスターの方々も縦横無尽に移動しやすくなる。

 

自転車競技と同じだ、風よけは非常に大事で勝つ上で必須である。

より少ないパワーで、より速く

 

 

 

 

 

そうだ、サウナは自転車競技と似ているんだ。

 

 

 

 

 

 

ここで恵みの湯で編み出した必殺技 その2

 

 

 

エアロポジション、発動

 

 

 

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これは毎日のように行っている自転車競技サイクルロードレースにおいて先頭を引く選手がとるポーズである。

身体を縮こめ、頭を下げる。

 

 

 

脳にダメージがいかないように。

 

 

 

今持っている知恵と経験をすべて出しきって勝つ、俺は超本気だ。

 

 

 

 

一方後輩をみると割と平然としている。

 

「先輩、辛かったら先出てていいっすよ」

 

 

こいつも強い、強いよ。

 

 

 

 

「残り5分で~す」

 

残った面々は最初の半分以下、だいぶ削られてきている。

 

 

 

更に加速するロウリュ。

 

 

だが、水をかけ続けることでストーンは濡れ威力は薄れるだろう。無限ロウリュといえど天井はある。

そう思っていた。

 

 

「これからサウナストーン乾かしま~~~~す」

 

 

嘘だろ

 

 

サウナストーン、乾かす

 

 

 

 

いや、嘘だろ

 

 

 

 

マイスターは爆速でサウナストーンを乾かし、リセットされたサウナストーンに再び咆哮をあげる。

 

 

 

 

 

 

 

ジュオオオオオオ!!ジュォォォオォォォオォォオォォォオオォォオォォォォォオ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

際限なく団扇を仰ぐマイスター。

冬の木曽川沿いを走っているとき並に風が強く、夏、40度の中、木曽川を走るくらいに暑い。

 

 

 

そして後ろの壁がなくなることで、後ろからも熱風が舞い込む。

 

 

 

 

ここで切る3つ目の必殺技。

 

 

 

 

身体をずらす

 

 

 

 

サイクルロードレースではゴール前で熾烈なスプリント合戦が行われる。

その中で一番重要なのは空気抵抗。

後ろにいる選手に空気抵抗の恩恵を与えないために前の選手は蛇行運転をする。

 

 

風が当たるなら避ければいい。

もちろん完全に防ぐことはできないがダメージは軽減できる。

 

 

 

こういう小さな積み重ねが勝利を掴む、漫画のような一発デカいパンチだけで沈められるなんてことはない。

 

 

 

 

「残り3分」

 

 

 

3分。更に加速するロウリュ、団扇。

マイスターの方々もかなり疲弊している。

 

 

 

 

全員ギリギリの戦いだ。

 

 

 

 

 

耐えろ。

 

 

 

 

 

 

勝つんだろ。

 

 

 

 

 

 

 

勝つために岐阜からここまで来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝つために、この日のためにマッシュヘアからツーブロックにしてきたんだろ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燃えるような戦いがしたんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

攣りそうな腹、あがる息。

 

 

 

 

 

 

 

手足は感覚があるが、身体はこれ以上いったらイくと告げる。

 

 

 

 

 

 

 

すまん、あと1分もってくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

1分だけ力をくれ....。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全力でエアロポジションを取り、顔面のタオルで前面の風を防ぎ、もう1枚のタオルで後方の風を防ぎつつかわす。

 

 

もってきた氷はかろうじて残っているので全て口に入れ水分補給。

 

 

 

 

歯を食いしばり耐え抜く、唾液はもう出ないほどに干からびかけている。

 

 

 

 

 

薄く見えた勝機の光を絶対に見逃すな、掴み取れ勝利を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「終了です」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員爆速でサウナを出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7度の水風呂、痛すぎワロタ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝利である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

めっちゃキツかった。

ただただキツい、でもその中に楽しさがある。正に競技。

終わった後、知らん人と談笑。終わった後に握手、楽しいね。

 

競う相手が参加者同士ではなくサウナとマイスターなのも楽しめるポイントだと思う。終わった後「あの仰ぎがきつかったね」などと笑い合う。

 

 

昨今ウイルス関連で営業すら危ない中、このような楽しい企画を設けてくださったサウナイーグルさんには感謝しか有りません。

 

次は普通に客としてこのサウナイーグルを楽しみたいと思います。(今回も客だろ)

 

また、記念品は3種類あるため、最低2回はクリアしないといけないという事実に頭を抱えています、正直次達成できる気はしません。。。。

 

 

「また来たくなるサウナ」であるサウナイーグル、次はどんなイベントに参加しようかな。そう思い火照った身体で帰路に着く。風は冷たく、あの非日常が随分前のように感じられた。

 

 

 

また来月もいくかぁ

 

 

 

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オロポうますぎワロタ

2021年現在、ローラートレーニング中に必ずAiRIのDREAM×SCRAMBEL!聴いてる人類、俺だけ

黒糖です。まずはこのツイートを御覧ください。

 

 マジで俺だけだと思うんですよね、唯一人を自負しております。

 

 

では、なぜローラートレーニング中に必ず競女!!!!!!!!OP DREAM×SCRAMBLE!を聴いているのか。

ちなみにローラートレーニングがどういった概念のものかは説明を省きます。

 

 

 

 

1.ローラートレーニングではロック調アップテンポ高BPMの曲を聴きたいから

ローラートレーニングではBPMの(心拍)180に達します。追い込んだときは190を超えることもしばしば。そんな中BPM(曲のテンポ)120くらいのまったりとした曲を聴いていては頭が「辛さ」を認知してしまいます。

僕は息苦しいのが大嫌いで、できる限り脳に「辛さ」を認知させたくないので高BPMの曲を聴き紛らわすという手法をよく使います。

 

 

2.アニメがスポ根モノで練習中も思い出して奮起できるから

 

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2016年秋アニメ(10~12月クール)に放送されていた競女!!!!!!!!というアニメでOPとして使用されていました。

 

 

プールに浮かぶ小さな島(ランド)の上で尻と乳を使って落とし合う公営ギャンブル 競女 というオリジナル競技に打ち込む主人公 神無のぞみ(かみなし)とその仲間たちの物語。

 

高校3年生、受験真っ只中で強いストレスを感じており、なにか面白いアニメはないかと模索していたときに出会いました。
当初、マジでただのエロアニメだろ、しょうもね~~~~と思っていた所、友人に「マジでお前が好きなタイプのアニメだから見たほうがいい」という声をきっかけに視聴、以降自分の競技人生のバイブルとなっております。

 

自身の素質、今持っているものだけで戦い「いかにして勝つか」という姿勢にどんどん惹かれていきました。

 

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特に登場人物の宮田さやか。彼女は柔道の天才選手です。「可愛い水着が着たいから」と競女の世界にやってきました。

見ての通り恵まれた乳をもっておらず、武器はお尻になります。フィジカルに優れた選手に比べ、お尻も小さいため一撃はありません。

 

そんな彼女は、父と共に磨きをかけた「柔道」と自分の「持っている武器」を合わせ戦っています。

 

また、このスタイルで戦い続ける影響で家族が変わっていくのもアツいです。

当初、柔道の才能がありながらこういった世界に来ることを厳格な父がいい顔をしません。

 

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そんな父が見に来ている試合、乳首一本背負いという「父から教わった柔道を生かした技」で勝利を収めたのです。

 

宮田さやかのライバルである主人公 神無のぞみは新体操で培ったバケモノのような身体能力、恵まれた乳と尻を持っている圧倒的パワータイプであるのと対象的な技で戦うタイプである彼女へ一気に引き込まれました。

 

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そんな恵まれた体格ではないながら努力を怠らず戦い続ける彼女の姿を思い浮かべ奮闘するべく、この曲を聴き続けております。

 

 

3.シンプルに声と曲調が大好き

超アップテンポでハイトーン女性ボーカル、かっこよすぎてOPを見た瞬間購入を決意。販売されたその日にiTunesで楽曲を購入し、学校に行くまでの道でずっと聴いていました。

ただBPMが高いだけじゃ駄目なんですよね。自分はロック調の曲が好きなのでそれも大きかったのかな、と。

これをきっかけにAiRIさんがボーカルを務めていた第二文芸部も聴き始め、そちらも今でも聴いています。


作中のバンドのボーカルを務め有名になっていく、と聞くとLiSAを思い浮かべる人も多いと思いますが、やっぱりAiRI!!最高だよなぁ!!

 

4.好きだから

コレコレコレコレ〜〜〜〜〜!!!!好きだからですね、やっぱ。なんだかんだ大好きでずっと聴いてます。マジで。シンプルにいいんですよねこの曲。マジでいいんだよな~~~~~イントロのドラムとかマジでなぁ~~~~~~いいんだよなぁ~~~~!!!

アニメ放送当時、リアタイで見てたときなんてこのOP入るだけで一緒に腰振って踊ってたなぁ~~~~!!!!!!!!!!

マジでなぁ、みんな競女の誰々がいいとかどこどこのシーンがいいとか言ってたけど一人だけOPの話してた

マジでいいもんな~~~~~

 

 

 

 

 

 

www.youtube.com

 

 

 

2021年 抱負

黒糖です。本年もよろしくおねがいします。

 

今年の抱負をまとめていきたいと思います。

 

rem1eye.hateblo.jp

こちらは昨年の豊富です。

 

 

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ちなみにこちらは昨2020年に書いた絵馬と目標たち。

画像は自分のインスタグラムより引用。

 

 

 

1.社会に適合する

今年からついに新社会人です。学生時代なんてあっという間に過ぎ去っていきました。

社会に適合するという言葉ではあまりに大雑把なので、細分化していきます。

 

まず1つ。会社に遅刻しない。

当たり前なんですけど、僕は遅刻グセが半端ないのでこれをどうにかできるよう頑張りたいです。レベルは低いですが、ハードルは高いです。

 

2つ、仕事に慣れること。フルタイムワーカーレーサーということで、アフター5に練習をする、もしくは早朝から練習することになります。自分は朝が苦手なので、アフター5に練習をすることになりますが、この土台作りというか、仕事終わりからスムーズに練習する流れを構築したいです。

「時間がない」を言い訳にするのは個人的に好きじゃないので、精一杯合間を縫って戦っていきたいです。

社会人レーサーとしての基礎固めの1年になりそうです。

 

仕事内容については一切触れていませんが、自分は大学1年の時より「いかにして会社終わったあと練習するか」以外考えていませんでした。

 

スーパーアフター5自転車こぎこぎマンになります。

 

 

2.怪我で長期離脱せずシーズンを走り切る

これは毎年いっています。怪我をしないこと。

正直レースで勝つよりこっちのほうが大切。怪我をすると大幅にロスしてしまうので。

なんだかんだ怪我による離脱がなかったのは自転車旅をはじめたばかりの2015年のみなんですよね。

今年は怪我をしないタフな体作りが課題になってきます。

 

そのために必要な要素は以下になると考えます。

1つ目は、しっかりとした睡眠と食生活。

昨年のレースで痛感した食事の大切さ。しっかり食べることはパワーアップに直結します。ロード練に比べ地味で効果に即効性はありません。が、必須です。

効果に即効性がなく実感が沸かないことから続けることは中々に困難ですが、できる限り続けたいです。

 

2つ目はストレッチなどのケア。こちらも地味で続かない。練習で疲れているときはそのままシャワー浴びて寝るということも多いです。

できるかぎりストレッチは続けていく、そうじゃないと絶対ケガして長期離脱してしまうので。

また、自分のストレッチだけでは限界を迎えると思うので月に1度整体にいってほぐしてもらうことも大事だなぁと思います。

あとは昨年からはじめたサウナは自分の身体と相性が良いです。これも続けていけたら。

 

3.できるだけブログを更新する

大学に入ってからはじめた当ブログ。前身のFC2もあわせて合計5年、今年で6年ブログをやっていることになります。しかし投稿した記事はさほど多くないです。

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はてなブログだけでもこれだけ。一昨年昨年と14記事、これでも多いほう。

 

昨年は途中ワードプレスに手を出しブロガーとしてやっていこうとしましたがそれも続かず。結局思い浮かんだときにパーって書き上げるのが一番ラクなタイプなんですね。

 

でも、なんだかんだ毎日一定のアクセスがあり、最近投稿した怪我から復帰した話は自分の中では大きな反響があり、その反応を眺めるのが楽しかったです。

自分は承認欲求が強く、自分のやっていることに対するフィードバックを眺めニヤニヤするタイプなので、ブログを更新していけたらいいなぁて思います。

 

内容はレース、雑記、いろいろあると思いますが質より量で書いていきます。

 

 

 

この2つが今年の目標です。最後のは半分本気、半分冗談。

 

今年も不器用ながら一生懸命生きていきます、見守っていてください。

 

 

 

今年は初日の出見るの忘れてました。今年もよろしくおねがいします!

2020年 総括

黒糖です。

 

今年の総括を行っていきたいと思います。

 

rem1eye.hateblo.jp

こちらが今年の豊富です。

これらの内容を元に振り返っていこうと思います。

 

 

目次

 

 

1.就職活動を満足にいく結果に終える

これは無事達成することができました。

 

自分が就職活動の軸に置いていたことが

・大きい企業であること

・土日休みであること

・120日以上の年休

・残業代支給

・転職の可能性が少ない

・残業ができるだけ少ない

 

こう思うと非常にわがままであるな、と思います。大した学歴もないくせに!!

 

しかしながら、大きい企業であること以外は達成できたのではないかと考えます。

また、残業も働いてみたいとわからないのでなんとも。ただまぁ自分のガチャ運を信じていきましょう。こういうのは「自分はなんとかなる」と思っていたほうがうまくいくことが多いと思います!

 

また、僕はパッションタイプなので営業にいくんだろうなぁ~て思っていたんですけど、工場の部署に配属。ワークライフバランスを調整しやすくなりました(ほんと?)

 

テレフォンアポイントメントのアルバイトで成形をたてている僕ですが、営業は苦手なので非常に嬉しいですね。

 

兎にも角にも大満足。あとは留年して卒業取り消しにならないようにやっていきます。

 

 

2.ケガしない身体を作る

これもクリア。

復帰したのは7月からでしたが、4500kmを走ることができコンスタントに練習を積み重ねていくことができました。

 

ただ、依然としてアキレス腱周りや左膝に違和感を抱えつつケアしながら走っている現状です。

今後とも怪我を再発させる可能性はあります。引き続きケアを続け、ポジションを見直して戦っていきたいです。

 

3.レースで優勝する

無事優勝できました。

 

rem1eye.hateblo.jp

 

詳しくはこちらを読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

 

今年は3つの目標をたて、少し無茶かなぁと考えていましたがなんとかすべてクリアすることができました。

 

これも練習に付き合ってくださった皆さん、応援してくださった皆さんのおかげだと思っています。感謝しかありません。

 

お世話になった人は多すぎてひとりひとりにお礼を言えないので、この場を借りてお礼申し上げます。

 

 

では、次に今年一年で変わったこと、よかったことをまとめていきます。

 

 

練習メンバーが増えた

 

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レースで勝てた一番の要因は、この練習メンバーたちのおかげです。

 

練習ではアタックをかけたりかけられたり、ベースアップや展開を身体で覚えていきました。

これは今年一番大きい変化だったのではないかと思います。

 

ちなみに練習外では一切会わないし、毎週水曜日にしか会わないです。これがまたいい。

来年もバッチバチに戦いながら成長していきたいです。

 

サウナにハマった

 

 

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サウナにハマりました。自分はととのいを目的にするわけではなく、疲労回復を目的として通いはじめました。

気持ちリフレッシュにもなりますし、プラセボかも知れませんが回復しているなあ~と感じています。

 

これもハマってよかったと思います。サウナ室は密になりますが、コロナは熱に弱いみたいですし、情勢的にも心配が少ない趣味ですね!

 

 

 

その他にも卒論や就活でのしんどかったこと、いろいろあった気がしますが年々忘れっぽくなっており、何があったか具体的に覚えていません。

 

兎にも角にも明日から新年、変わらず戦い続けることですね。

 

 

来年の目標は明日にでも投稿しようと思います。

 

 

 

では皆さん、良いお年を。

 

 

 

 

黒糖いろう

リトルワールド サイクルミーティング 第5戦(特別戦)

【小さな世界】リトルワールド、2ヶ月に一度だけ自転車で走行することができる日が訪れる。

 

日々バーチャルの世界で自転車に乗り、現実世界でも極寒の中早朝よりペダルを回し、タンパク質を効率よく摂取できるあまり美味しくない飲料———プロテインを摂取し、乳首が浮かび上がるほど密着した衣類を着て、クソ高い発泡スチロールを被る男女が早朝6時に集う。

 

どこにこんだけの人数のサイクリストが潜んでるんだよ。そう笑ってしまいそうなほどに。

 

 

俺もその1人。

1年に及ぶアキレス腱炎怪の復帰から4ヶ月、この日のために日にもりもり飯を食い、爆睡につぐ爆睡を重ね、100本近くのアニメを見てこの身体を紡いできた。

 

 

 

今まで優勝どころか表彰台にすら立ったことはない。レース回数は6回、そろそろわかってきたんじゃねえか?

 

 

 

 

 

サイクルロードレース

 

 

 

 

 

 

やろうぜ、リトルワールド サイクルミーティング【小さな世界選手権大会】最強ビギナー決定戦を。

 

 

 

 

 

 

 

リトルワールドサイクルミーティングは当日の受付になるので、参加者リストは手元にない。誰が来るかも分からない、が、対策はできる。

 

 

岐阜県近辺にある平田クリテリウム、AACAカップで【ビギナー上位常連】を締めてる人間をマークするだけ。

 

 

だいたいわかってる、なんでいつもこのカテゴリーにいるんだよ!!ってヤツらをチェックする。

 

 

 

 

俺はネットストーカーなのでたくさんたくさんたくさん調べちゃう。趣味、エゴサーチと他人のリザルト拝見。

 

 

 

 

 

※特定個人を彷彿させる名刺がいくつも登場します。もし本人様がこの記事を読んでいて不快になったら申し訳ございません。もし何かあれば僕に連絡くださればこの部分だけ消します。

 

 

 

 前日

前日はサウナに入りアニメを見て完全に調整完了。

体操ザムライが面白すぎて食い入るように見つめる。

 

アニメを見ていると、その時の体調がわかる。

アニメを見ているとき、スマホをいじらず見つめられるときは調子がよく、反対に注意力が散漫しスマホをポチポチしながら見てしまうときはあまり良い状態とは言えない。

 

ちなみに前日の体調はバッチシ。集中してアニメが見れた。

 

だが怪我から復帰わずか、正直パワーも戻りきっていない、以前の方が強かったな〜って頭のどこかでわかっている。

 

 

 

でも勝ちたい。

 

 

 

大学生活、ただ怪我を治療してアニメを見てオナニーして終わるのか。それは嫌だ。絶対何か爪痕を残したい。

きっと俺が優勝できると思ってる人間はいない、それでいい、ノーマークだからこそ、誰も信じてないからこそ俺は俺を信じている。

 

 

 

「たかがビギナーレースでそこまで張り切る必要ある?w」

 

 

 

そう言われたこともあった。

 

 

 

即答する。"ある"と。

 

 

 

ある男がこう言っていた。

「レースで優勝するっていうのは、みんながテスト勉強している中1位をとるようなもんだ。どんなレースも簡単じゃない」

 

 

なるほどね。

 

確かにそうかもしれん。いや、そうやと思う。

 

ちなみに俺は高校の時学年最下位を取ったことがある。大学も留年ギリギリだ。

 

だからわかる、1番になる難しさを。

 

本気で行く。ここまで尽くせるのは大学生活までかも知れない。

また怪我して自転車乗れなくなるかも知れない。

 

手を抜くことは一切なし、全力で優勝だけを狙いに行く。

 

 

いうて練習量は少ないですけどねーーーーあんまり頑張ることは得意じゃないので(これ内緒ね)

 

 

 

そして、当日の朝を迎える。

 

 当日

AM5:00

朝がクソ早い。

うどんをレンチンしてアニメを見る。見ていたアニメは炎炎ノ消防隊。いや、おもしろいね〜。

いつも朝飯時はアニメを見るというルーティンワークを設けている。効率が良さそうだから。

 

 

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ちなみに、負けた時言い訳になるのでツイートは一切しなかったが、この日の睡眠時間は3時間である。

サウナで眠気をためるとはいったい。

 

 

AM6:00

家から30分ほどで着くが、余裕を持って早めに家を出る。

クソ寒いが、空力全振りのために夏用レースワンピースを選択。

 

 

自チームのものではないが、なぜか使わせていただいている。いんなーろーレーシングチームの皆様、ありがとうございます。

 

ちなみに当日の温度は2度。

寒くないかって?問題ないね。

そう、いつも夜練でも夏用レースワンピを着用して0度までならパフォーマンスを維持できるようにしてきた。

夏用レースワンピ0度耐え耐え調整である。

 

 AM6:30

会場到着。途中、ブレッツァカミハギの方と遭遇し一方的に絡む。

「今日寒いっすね〜!」という一見して世間話の切り口のように思える会話も、本当に寒いから通用する。

もしかして同じカテゴリーになる可能性もあるので色々お話を伺いたかったが、彼はひとつ上のスポーツクラス出走らしい。

しかもロードバイクじゃなくてCXバイク。曰く「やー、これしかなかったんだよね笑」

 

強キャラすぎる。

 

 

 

AM7:00

2周の試走を終え、スタート位置に立つ。

 

 

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今更だが、コースレイアウトを紹介する。

 

 

1周2.5km、1km弱登り、残りは下り、ラスト200m登り。

1km弱登りは序盤2-4%、後半8%と言った具合。

ビギナーは3周分7.5kmのレースとなり、この辺りでは1番短い距離のレースになる。

 

 

最初1周、ニュートラルで走りそこからスタートする。

当日、愛三工業レーシングの方が来ており、先頭を引いてくださる。

強そうだなー、そう眺める。(実際強いよ、プロだから)

 

 

 

ニュートラルが終わりホイッスルが鳴る。

 

 

 

 

 

 

さあ、やろう。

 

 

 

ここまでやってきた全てを出そう。

 

 

 

あわよくばこの会場にいる誰よりも楽しもう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レースは超絶楽しい遊びだろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って、俺の大好きなレースブロガーが言ってた。

 

 

ニュートラル1周を終え、スタートラインに立つ。

 

 

 

1周目

寒空の下、少しだけ陽が顔を見せる。

乾いた空気に電子ホイッスルの機械音が鳴り響く。

 

 

集団が一斉に加速する。

その中で冗談みたいな速度でプロ選手と逃げる男がいた。

 

なに?あれ、いやチェックしてないけど。いや誰?S-WORKSのターマックに乗ってる、異常にデカい体躯でゴリゴリに踏み倒している、そして【速い】ということしかわからん。

 

 

登りでいきなり差をつけられる。これは追わないと逃げ切りが決まる!ここで使う予定はなかったが、ダンシングしておもっくそ踏む。

チラッと後ろを見るが、着いて来ようとする選手はみんなポツポツと集団に戻っていく。

 

 

当たり前だ、こんなの追ってたら身体がもたねえ!!!

後々車載動画を見たがだいたい600W付近で踏んでることがわかった。しんど。

 

 

1km弱登りを登り終えて下りの後半で追いつく。草場圭吾選手も一緒に走っていたため、頑張って後ろについてその走りを目に焼き付けておきたかったなぁ、と後悔。

 

ただしこの時点でかなり脚を使っている。心肺も心配だ。 

 

 

2周目

2周目に突入する。

先ほどのS-WORKSパワーマンに追いつき、後ろを見ると数人いる。その中には予め警戒していた451さんがいるため、どういう展開に組み立てようか思考する。

 

こちらの451さんはここら一帯のレース動画をあげている方で、かなりのツワモノ。ツールドエコパ3hエンデューロでも上位入賞していたし、「なぜこのカテゴリーにいるのか」勢。もうはちゃめちゃに警戒。強いので。

 

パワーマンがずっと先頭を引いているため交代し俺が前を引く。ただ、PWR激低であるためペースアップは図れず。

後ろを見ると自分を含め10人ほどの集団が形成されている。どう考えてもビギナーのレベルではないと思うし、本当のビギナーの方はちょっと気の毒だなってなる。

 

 

先頭集団、なんなら逃げを追いかけて捕まえられた時点で自分も立派なカテゴリー詐欺、そう思うと胸が痛くなるが構わない。

 

 

 

今日勝って上に行く。

 

 

 

 

2周目の下りに差し掛かる。2番手をキープ。先頭の青色ジャージGIANTの方がえげつないコーナリングを見せる。なるほどな、こいつも"ヤバい"

 

というか戦闘集団にいる人でも「なんとなく最終局面に絡む人」と「そうでない人」はわかる気がする。この青色GIANTさんも、パワーマンも、451さんもおそらく絡んでくる人だ。

 

 

逃げに繋がるような走りもなく、そのまま3周目に突入する。

 

 

 

3周目 

3周目、変わらず青色GIANTさんが前を引く。

登りに差し掛かるとO⭐︎RACINGの方が前に出る。

 

この方は知らないけど知っている。なぜなら俺がレースに呼んだから。

と、いうのも俺はO⭐︎RACINGのチームLINEに入っており、この方をレースに間違って誘ってしまったからだ。

この方とよく苗字が似た知り合いがいて、その人をレースに誘ったつもりがこの方を誘っていた、そんな感じである。

 

因みに練習メンバー曰く「かなり強い」とのこと。優勝候補である。

 

そしてO⭐︎RACINGの方が前を引く中、後ろから轟音を鳴らしながら登る音が聞こえた。

 

 

 

間違えない、451さんだ。

 

後ろを振り向く余裕はない、だが最終ラップ、セレクションがかかる急な上り坂でのアタック。

 

 

 

 

 

これはついていかんとヤバい。

 

 

 

足はもうないけどしがみつく。マジでここ引き離されたら負けるぞ。

パンパンに乳酸溜まった脚をぶっ叩く。

 

 

今日、このために4ヶ月間リハビリ頑張ってきたんだ。

 

 

俺は基本的に頑張りたくないタイプだ。疲れるし。

根性論も好きじゃない、疲れるから。

 

 

 

でも今は思う。ここは根性を振り絞るところだと。

 

 

 やるぞ。

 

 

 

 

改めて言う。俺は強くない。

 

PWRも低く、FTPも高くない。スプリントだって1000Wはいかない。

 

おそらく同カテゴリーに出ている方々に比べ劣るパワープロフィールだ。

 

 

 

俺は俺が弱いことを知っている。

 

 

 

同じカテゴリーの人たちが強いことも知っている。

 

 

だから一切の自惚れはない、おごりもない。

 

 

 

でも負けたくない。

 

 

 

 

戦うんだ。勝つんだ。

 

 

 

 

 

何回も動画を見てきた。この人のパワーは大体わかる。感覚がつげる、ついていける、と。

 

回らない脚を上半身で引き上げ半ば強引に登りきる。

下りの番手は2番手、爆音のラチェット音が会場全体に響き渡る。

下りの速度は55km/h、落車したら間違えなく大怪我を負うだろう。

そういえば1年半前、一度リトルワールドのレースに出た時は下りが死ぬほど怖かった。高校生の頃落車して骨折した経験が払拭できずにいたからだ。

 

 

でも、今は違う。死ぬよりも怖いことがある。

 

 

それは勝てないで大学生活を終えることだ。

 

 

怪我の治療に明け暮れるだけの大学生活で終わっていいのか。それは嫌だなぁ、嫌だよなぁ、だから少しだけ練習積んできたんだよなぁ。

 

負けたくない理由は特に思い浮かばないけど、勝ちたい理由は片手で数えられる程度にはある。

 

 

 

 

勝とうぜ、終わったらコーラを飲もう。

アニメも見よう、今まで応援して支えてくださった方に笑顔で報告をしよう。

 

 

 

いや違う。今は俺の勝負で、俺だけの時間で。

長い怪我から復帰して今ここにいる。

 

 

この超楽しい遊びに他人を巻き込むことはしない。

勝っても負けても俺のせい。

 

 

 

振り絞れ、全てを。

 

 

 

先頭を引く451さんの横からアタックを仕掛けてくる人がいた。茶色のジャージにGIANTのバイク、茶巨人さんと名付ける。

茶巨人さんのアタックに即座に反応、後ろにつく。

 

戦って初めてわかる「勝つ感覚」、これは勝ちにつながる逃げだ。

 

後ろを振り返る、後ろとは大きな差ができている。きっとこの逃げになっている茶巨人さんと俺の一騎討ちになる。間違えなく、そう確信していた。

 

 

 

 

後ろからタイヤがゴリゴリ地面に擦れる音が聞こえる。

 

1周目、圧倒的な独走を決めていたエスワパワーマンが追いかけてきていた。

 

 

 

いや嘘やろ、1周目吸収した時点でもう脚は切れてると確信していたんだが。

 

 

爆速で追いついてくる。気づけばホイール2つ分くらいには接近していた。

 

このパワーマンだけ今回のレースでレベチだった。頭2つくらい飛び出てる。

このままじゃ絶対に追いつかれる。

身体を見る限り、間違えなく俺よりスプリントは強い、この人のパワーデータは知らんけど直感が告げる。

 

 

 

このパワーマンとタイマンでスプリントしたら負ける、と。

 

 

 

 

でも焦るな、俺は俺のスプリントが何秒保つか分かっている。

逆に言うと、その秒数以上のスプリントは保たない、垂れて差される。

 

 

茶巨人さんの逃げもそろそろ切れそうだ、でもまだ耐えろ。耐えろ。耐えろ。ギリギリまでおとなしくしてろ。

 

 

 

動画で何回も見た、どのタイミングからスプリントをしたら【俺のスプリントゴールデンタイム】を維持したままトップスピードでゴールできるか。

 

 

 

焦るな、焦るな、焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな焦るな

 

俺は今日、勝ちに来ている。

 

 

 

 

 

 

ビビりゃ負けるぜ  臆せば死ぬぜ

 

 

 

 

 

 

 

"ここ"だ

 

 

 

 

 

脚は残っていない、息も上がってる。

 

 

 

辛い、けど終わってほしくない。

 

怪我に長いこと苦しみ、もう走れないと思って泣いた夜もあった。と思う。

 

でも「やめない」でここまできた。

「やめない」からここまでこれた。

 

 

基本的に長く続かない、中途半端ですぐ投げ出す俺が投げ出さなかった唯一の趣味、自転車。 

 

 

ここにいるのは俺が這いずって、諦めが悪かったからなんだよな。

 

そして俺は、この中にいる人間より少しだけ自転車が好きだ。 

 

 

 

 

 

今、超面白い"遊び"の舞台に立っている。

 

 

 

 

 

あとのことはいい、今、この瞬間を噛みしめろ。

 

 

 

 

唸れ筋肉、流せ血液

 

 

 

 

 

 

 

 

犬山市今井成沢90−48に響き渡る鬨の声。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィニッシュラインを最初に超えた確信、拳を握り締め雄叫びを上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

終わった後、いつもの練習メンバーと抱き合う。というか俺が一方的に抱きつく。

いやほんとに勝てた?勝てたんすか俺??と尋ねまくる。冷静に考えてこの人らはこのあとスポーツクラス、エキスパートクラスで出走するので普通に迷惑だと思う。

 

 

勝った、勝てた、ようやく勝てた。よっしゃ。というような気はあまり起きず「え、ほんとに僕勝ったのですか?」という感じでポツンとしていた。

 

 

後日、正式にwebページにて優勝が発表された。

 

そしてようやくこみ上げてきた。

 

 

 

 

 

ああ、勝ったんだ。

 

 

 

 

 

ビギナー、卒業。

 

 

 

ようやく競技者としてのスタートラインに立てた。

ようやくバケモノたちが潜む世界の扉をノックした。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここから始めよう 世界を見にゆこう

 

 

 

 

 

 

よりもい見るかぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://youtu.be/TkaFmKz9vDw

こちら当日のレース動画になります。もしよろしければご覧ください。

 

 

約3年の怪我から復帰し、レースで優勝する方法

黒糖です。

 

今年もロードバイクアドベントカレンダー企画に参加させていただくことになりました。

 

 

adventar.org

毎年怪我の話や自分が本気で向き合ってきたライドのお話をしてきましたが、今年は大学4年間の終わりの年ということもあり、大学生活本気で向き合ってきた怪我の治療と、限りある時間の中で自分なりに向き合ってきたレースでの優勝までのトレーニングを記そうと思います。


怪我は自転車に限らず、どんなスポーツでも付き物です。中には怪我を一切しない人もいますし、僕みたいに怪我をしやすい人もいます。

これは個体ガチャなので仕方ありません、誰も悪くない。しかし、負ってしまったら苦しいのが怪我。

今回の記事では、僕が怪我を治す過程でのメンタルとの向き合い方、そしてどん底から這い上がって優勝するにはどうしてきたからを記していこうと思います。

これを読んだ同じ境遇の方にとって何か参考になれば嬉しいです。


また、僕は理学療法に詳しいわけではありません。ここで書く治療法、対処法はあくまで僕自身に当てはまったものであり、万人に通用するものではありません。

 

 

 

 

 

私の自転車歴と怪我について

まずはじめに私の自転車歴と、どのタイミングで怪我をしてしまったかを紹介いたします。

 


2015年

3月 自転車旅をはじめる
8月 ママチャリで名古屋⇔大阪約400kmを2日で走る
12月 クロスバイクで360km/1Dayを完走

 

2016年

6月 クロスバイクで1Day420km走破

8月 キャノボ初級 完走(ここで膝を故障する 病名:腸脛靭帯炎)

 

2017年

膝をかばいながら色々な乗り方を模索。腰を痛め、足底筋膜炎を発症

また、両足鵞足炎も患う。

2018年

12月 治療とフィッティングの末、自転車に痛みなく自転車に乗ることができるようになる

2019年

2月 借り物のCXでバイクでCXレース出場。7位(ここから競技に興味を持ち始める
4月 フレッシュ360km完走。怪我から完全復帰
5月 初のクリテリウムレース出場。ビギナークラス7位

6月 アキレス腱炎。原因はオーバーユース

2020年

7月 完治? 以後自転車復帰
12月 リトルワールド サイクルミーティング ビギナー優勝

 


このようになっております。

何かしらの怪我を負って満足のいくよう自転車に乗れなかった期間は2016年8月(高校3年生)~2018年12月(大学2年生)の2年4ヶ月、2019年6月~2020年7月までの1年1ヶ月、合計3年5ヶ月になっております。
自転車のキャリアが5年9ヶ月(2020年12月現在)なので、半分以上怪我で棒に振っており、実労は2年4ヶ月となっております。そのうち現在打ち込んでいるレースは4ヶ月ほどしか行えていません。

 


1. 負った怪我と克服方法

僕は数多くの怪我を負ってきましたが、全てを書き連ねると恐ろしい分量になることが予想されるため、代表的な3つを書き連ねます。

 

腸脛靭帯炎

負った箇所:両膝 治療期間:2年4ヶ月(2016年8月~2018年12月)
原因:オーバーユース、正しくないペダリング
解決方法:ストレッチ、フィッティング


高校3年生の夏、キャノンボール初級(名古屋→東京360km)に挑戦した際に負った。ペダリングが乱れ、それが原因となり癖がついていきました。
その後ロードバイクに乗り、クリート位置があっておらず悪化。リハビリを行い、その都度その都度少し乗るが、すぐ痛みが出てまた2週間ほど休養…というようなことを2年4ヶ月続けていました。
解決方法は念入りに行ったストレッチとフィッティングです。特にフィッティングが効果的でした。
僕はトレック社が提供するフィッティングの最上級のものを選択。Bike EGGさんにて実施。正しいペダリング(ニーインしない、外を向かない)や体幹を使うポジションを覚えることができました。また、クリート位置も概ね正しい位置に来たため、以降腸脛靭帯炎で悩まされることはなくなりました。

 

足底腱膜炎

負った箇所:両足裏 治療期間:?年(不明)
原因:扁平足
解決方法:オーダーメイド インソール


いつ頃負ったか忘れましたが、扁平足による足底腱膜炎に悩まされました。

なんなら今も悩まされています。生まれつきのものなので、完治は難しいと考えます。
しかし、このインソールを入れることである程度悩みは解決され、レースに出場することができています。
僕は現在2つのオーダーインソールを使っており、普段のスニーカー、そしてビンディングペダルに入れております。制作はスポーツ整形外科で行いました
ただ、これは自転車に特化したものではなく、医療・理学の視線から見た痛みの出にくいインソールなので、シューズ選びが難航しました。これは次のアキレス腱炎にて話します。

 

アキレス腱炎

負った箇所:左アキレス腱、ふくらはぎ以降部 治療期間:1年(2019年6月~2020年7月)
原因:足首周りに過度に負荷がかかっていた
解決方法:クリートSHIMANOからTIMEに変更、鍼治療

 

最近負ったスポーツ障害です。これはインターネットで検索してもあまり出てこず、自分でツテをたどり鍼治療を行っている名医の元治療。そして足首周りの負荷を減らすべくかかとが浮かないシューズを購入し、TIMEのクリートに変えました。

僕は右足の外反母趾が飛び出ているので中々あうシューズがありませんでした。また、踵はとても細いためシューズ選びは難航。3ヶ月のシューズ探しの旅に出てBont Vayporを購入。ただし、ガッチガチで膝が割れそうなので別のシューズを探しています...。


今のところ、痛みの再発もなく調子は良いですが無茶は禁物、そして念入りにストレッチは続けています。

 

 

2. 怪我の最中のメンタルについて

怪我で一番苦しいこと、それは自分が怪我で苦しんで自転車に乗れない中、ライバルたちがどんどん先へ進んでいくことです。自分はその様子を指を咥えて見ているだけになってしまいます。これは本当に苦しいです。なんならいっそ自殺したいって思う人も少なくないと思います。

 

特に僕のように怪我の期間が長ければ長いほど、強くなりたい気持ちが強ければ強いほど、自分の首を締めていきます。
自分は高校時代より自転車だけが生きがいで、大学生活では自転車だけ乗ってめちゃめちゃ強くなりたい!キャノンボールを達成したい!!と強く思っていました。
でも、それは上手くいかず。ではどのように向き合ったのか。

僕はTwitterで情報を発信し続けることで乗り越えてきました。

自分は怪我に苦しんでいることをこれでもかというほど発信してきました。

同じく怪我している方や、すでに経験されてきた方からお話を伺えるかもしれないからです。また、自分から病名で検索をかけていきました。水泳選手、野球選手、サッカー選手、そして自分と同じような自転車乗り。

様々な人にFF外からDMを送って病状と解決方法を尋ねていきました。

解決方法が知りたい、というのもありましたがそれよりも「怪我で苦しんでいるのは自分だけじゃない」と思いたかったんですよね。
実際、励まされることが多く、全く面識のない僕に対しても優しく接してくださる方ばかりでした。

そこからつながって、現在も自転車のお話をする方も多くいます。これはやってよかったことですね。

それでも押し寄せてくるときがあります。特に夜とか。

ストラバ(自転車SNS)を見ると同年代のみんなが楽しそうに自転車に乗っていたり、自分の影響を受けて自転車をはじめた友人がキャノンボール初級を達成する姿を見て情けないですが本気で嫉妬していました。

あー、なんで俺こんなふうになっちゃったのかなって。

ときには同年代の自転車乗りをミュートしてました。俺は乗れないのに、いいなーって。

いつか乗れる日が来るのかな、本当に俺はまた自転車でたくさんしんどいことに挑めるんかなぁ、これで完治しないで大学卒業したら俺、なんのために生きてきたかわからんなぁ…と落ち込む日々。
もし今同じような状況でこの記事を読んでいる方がいたら、届いてほしいです。無責任なことは言えませんが、きっと大丈夫ですよ。ほんとに。大丈夫、今のリハビリもきっといつか実を結ぶんだって。大丈夫です。

発信して、検索して尋ねて安堵して、そしてリハビリに向かって

完全に忘れることは難しいけど、ときには忘れてみたり。

僕も怪我の間はDJに挑戦したりしました!こう書くと「ついで」みたいに捉えられるかもしれませんが、そんなことはありません。全力でやってきました。
他のことに挑戦して時期を待つこともアリかも知れません、メンタルはきっと良くなります。

 

 

3. 怪我から復帰してレースで勝つ方法

いざ怪我を克服して自転車に乗れるようになっても、どうやって強くなればいいのか。まだ強くない僕が講釈垂れるのも違う気がしますが、僕がここまでやってきたことを記していきます。


a.とにかく走る

当たり前なんですけど、とにかく走っていました。

距離は10kmくらいから初め、20km、40km、100km…どんどん増やしていきました。このときに気をつけていたのは、LSD強度で走ること。

今思えばもう少し強度を上げておいてもよかったかもな~とは思いますが、怪我復帰後は再発が怖いのでLSD、上げてもL3強度で良いと思います。これを淡々、ほんとに淡々とこなしていきました。だいたい2ヶ月くらい、自転車の上に慣れていきました。

 

b.ローラーで追い込む

正直これは怪我復帰の人間がやるべきではない気がします。

これは個人的な意見ですが、ローラーでは身体へのダメージを上手く逃がすことができずダメージが蓄積していくイメージがあります。

僕は当初キャノンボールを目指していたので、FTPを向上させることを目的として3本ローラーにてSST20min2setを積み上げ続けていたのですが、実走とは異なるダメージがありました。

特に2019年に負ったアキレス腱炎につながった足首周りの柔軟性不足はローラーから来ていると考えています

これはローラーが悪!というわけではなく、適切なアプローチや下腿部分のストレッチは思っているより念入り!ということです。
ローラートレーニングは2019年の3月ごろ、バイトの合間を縫って行ってきました。

バイトが0時に終わるので、帰って2時頃まで回し寝る、という感じです。学生だからできる無茶ですねw
時間がない方にとってこれほど効率のいい練習はないと思いますし、短期間で強くなるならローラーがベストな気がします。

 

c. 人と走る

レースで優勝できた要因として最も大きかったのはこれです。人と走ること。
走行マナーから展開まで、ありとあらゆることが学べます
でも一緒に走ってくれる人がいない!そういうときはストラバを使いましょう。

今はプレミアム会員のみ使える機能ですが、峠やサイクリングロードのセグメントで自分と順位が近い人を徹底的にフォローし、練習しませんか!?とコメントを送る。

これだけで練習仲間が増えていきます!僕はこれだけでメンバーを増やし、現在も練習をしております。

また、レース会場にいくとたくさんの人がいます。

レース後は皆テンションが高く、何言っても許される雰囲気が漂っています(限度はあります)。

そこでレースの話からストラバ交換、なんならインスタも交換しましょう!これで練習仲間はどんどん増えていきます!!
もしそれが難しい時は、やはり先程のローラーになってしまいますね。

 

d.レースの動画と得意分野を把握する

レースコースの動画を見て「どのタイミングでアタックをするか」や「どこがキツくてセレクションがかかりそうか」を見ておくこと。

これはものすごく大事だと考えます。

そして、自分の得意分野を知っておくことで、どういう展開に持っていけば勝てるか、という戦略がたてられます。

でも自分の特技なんてわからない!ということもあると思います。そういうときこそ人と走ることが大事ですね。これで比較的自分が何が得意かということがなんとなーく浮かび上がります。

そして如何にその展開に持っていくか。これに尽きます。

 

4.食事

意外と見落とされがちなのがこの食事。言うて僕もネットに出回っている程度の知識しかありませんが、以下のことを意識して練習に臨みました。
1.タンパク質を1日に体重2倍g摂取する
2.米は1日3合摂取
筋肥大を狙うにはタンパク質を体重の2倍g摂取する必要があり、有酸素運動をする上で炭水化物は必須であるため、ちょっと多めに食べることを意識。
正直デタラメな気もするし、野菜もあまり食べていないのがよくないんですけど、タンパク質を意識するだけで筋肉の付き方はかなり変わってくると思いました。
怪我で乗れなかった分、ここでブーストかけて前を行くライバルたちに追いつきましょう!

 

 

5.最後に伝えたいこと

怪我からの回復は容易ではありません。スポーツ障害は、いつ治るかわかりません。治療中と完治の境目も曖昧で、完治までの道のりが長いだけでなく怪我が癖になりやすいです。それでも自転車に乗りたい、まだ続けたいと思い続けることは相当に苦しいと思います。

周りと自分を比較し堕ちていくことも少なくないです。

自分は障害と向き合い治療し、再度自転車に乗り、痛みが出たら原因を突き止めていくという作業が死ぬほど苦しかったです。この期間は前に進めていない、暗いトンネルの中にいるみたいでした。きっと怪我が長引いて完治が見えず苦しむあなたも同じように苦しんでいると思います。
「もし完治しなかったらどうしよう。この治療の期間はどうなっちゃうのかな。」という考えもよぎってくると思います。

そういうときは別のことをして気を紛らわしたり、一旦離れてみましょう。その時にまたふと「あー、自転車やりたいな」と思えばもう一度前に進むために治療や身体の使い方を学んでいきましょう。自分も同じ道を歩んできました、大丈夫です、諦めず進み続ければ快方に向かいます。
そして怪我を完治させて自転車に思い切り乗りましょう!怪我と向き合っているときの苦しさと比べれば、別のベクトルで苦しいですが、ずっとずっと楽しいです。

そしてこの記事を読んでレース気になるな、と思ってくださった方へ!
レースで1番になることも簡単ではありませんでした!めっちゃ考えてコースの動画見てシュミレーションして、そして毎日辛い練習とまずい鶏むね肉を食べる日々!でも、それら全てが超楽しい!!!

 

自転車は、サイクルロードレースは超絶楽しい遊びです!怪我は苦しいですが、一緒に前向いて戦っていきましょう!


かくいう僕も、またいつ怪我するかわかりません。その不安と常に戦っています。でもやめられないのは楽しいからですね!(まぁ大学生活4年かけて治療してきたのを無駄にしたくないコンコルド効果の側面もあるかもしれませんがw)

 

今この記事を読んでいるあなたの怪我が少しでも良くなりますよう祈っております。

 

サウナ歴1ヶ月の俺が送るサウナーのススメ



黒糖です。最近サウナにハマりました。

 

サウナって言葉や施設をご存知ない方は非常に少ないと思われるので端折ります。

 

しかしながら「サウナー」という言葉を耳にしたことがある方は7割くらいな気がします。

 

サウナーとは文字通りサウナに通い詰める人、サウナと水風呂の交代浴にて「ととのい」という射精並に気持ちがいい快楽を味わうことを趣味とするヒト科の生物のことです。

 

かくいう僕もサウナーで1ヶ月前にはじめてサウナにいき快感を覚え、以降サウナーとして岐阜の地を〆ています。(ほんと?)

 

 

そんな1ヶ月しかサウナにいっていない僕が「サウナーのススメ」として、ここに初心者だからこそわかる初心者向けのサウナ道を記そうと思います。

(サウナ道ってなに?)

 

目次

 

 

 

サウナーになるには

 

サウナに足繁く通う

サウナーになるための第一歩、それはサウナに足を踏み込むこと。

 

 

だいたいどこのスーパー銭湯にもサウナはあると思うので、その扉を飛んで蹴破れば貴方もサウナー。

 

 

ただ、人の顔がみんな違うようにサウナもいろいろな顔を持つ。高温低湿なところから低音多湿なところ、湿度も温度もすべてぶっ壊れてるところなど。

 

 

まずは近所のスパ銭に片っ端から殴り込みにいくとそのうち自分がどんなサウナが好きかがわかってくると思うので、そうしたら儲けもんです。

 

あとは気に入ったサウナをホームサウナとし、遠征するときや初めてサウナに行くときはホームサウナに似たサウナを訪れるだけなのだから。

 

 

「でも銭湯のHPにはサウナ温度とか書いてないこともあるし、ホームサウナに似たサウナどうやって見るけるの?」

 

 

 

 

やり方、あります。

 

 

 

 

サウナイキタイに登録する

サウナイキタイとはサウナーのSNSみたいなもの。全国のサウナーが自分のサ活(サウナ活動)を報告するものになる。

 

 

いい情報がたくさん手に入るのでぜひ登録してみましょう!

 

サウナイキタイ - 日本最大のサウナ検索サイトsauna-ikitai.com

サウナイキタイ - 日本最大のサウナ検索サイトsauna-ikitai.com

 

2つ貼りました。

 

サウナイキタイのメリットは以下のようになります。

 

 

 

1.サウナの温度、水風呂の温度を把握することができる

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このように自分の行きたいサウナの温度や水風呂の温度を知ることができます。

 

 

なるほどなー、ここはこんな感じなんだな〜って調べながら気になるサウナがあれば「イキタイ」をチェックしいつでも見ることができます。

 

 

2.ポイントを貯めてサウナの無料券を当てることができる

これがめちゃめちゃでかい。素晴らしいシステムすぎる。

 

サ活を投稿することで「トントゥ」という小さいおじさんみたいな顔したポイントをもらうことができます。

 

 

このポイントは、サウナ活動以外にもチェックインだったり、水曜にサ活を行うことでもらえたりします。

 

これを貯めて毎月行われる「トントゥ抽選会」に参加して、もし当選すればサウナ無料券を手に入れることができます。うますぎ。

 

 

普段はいけない高級サウナにもいけるかもしれんので、やるだけやりましょう。

 

 

 

ここに書いておきながらなんですが、

 

 

 

愛知県と岐阜県は僕がよく足を運ぶところなので、なるべく抽選参加はしないようにお願いします

 

 

 

ちなみにこちらが僕のアカウントです。

 

フォロー機能に似た「お気に入り」機能がありますが、それは特にしなくていいので活動報告だけでも見守ってあげてください

 

sauna-ikitai.com

 

 

3.交流の場が持てる

近所のまだ知らぬサウナーと出会える。

 

 

でも僕は基本ひとりでサウナに行きたいタイプなのでそういう目的では使っておりません、が、もし出会ったら一緒にサウナに行きましょう!

 

 

 

自分が気持ちいいと感じる時間、回数を把握すること

サウナの話です。

 

 

だいたいサウナと言われるものはサウナ→水風呂→外気浴を1セットとし、これを数セット行うことを指します。

 

 

これは諸説あるのですが、だいたいサウナ5分、水風呂1分、外気浴10分が良いとされています。

 

かなり古い論文になりますが、こちらにはこう記されていました。

 

全 身反応時間,膝 蓋腱反射 閾値,垂 直跳 びにお けるジ ャンプパ ワー等,筋神経系 の関係す る機能 においては,5分 入浴,1分 冷水浴 で3回 繰返 し入浴法 が,入 浴前 に比 べてよい成績 を示 し効果的で あ ることがわか った。 

 

 このことか ら,経 験的に得 た5分 単位 の入浴法 が,疲 労 回復,気 分転換等 に効果的であ ることが裏付 けられ た。
引用元:CiNii 論文 -  サウナ入浴法の検討:―入浴時間の設定が生体諸機能に及ぼす影響―

 

自分もこの1ヶ月で10回のサウナに通いましたが、5分×3、1分×3がいい感じでありました。

 

 

ただこれに関しては効率よりも「自分が気持ちいい」と感じる範囲で行うことが大事だと思います。僕も最近では1回7分くらいに伸びてきました。

 

 

たくさんサウナをこなして気持ちいいと感じる時間とセット数を探しましょう。

 

 

サウナと外気浴での呼吸を意識する

マインドフルネスと呼ばれる行為をご存知でしょうか?

 

 

簡単に説明すると仏教の瞑想から仏教的予想を取り除いたものです。(ちょっと違うけど)

 

 

自分は大学の授業でこの行為を知りました。

その中で教授に言われたことが「5秒かけて息を吸って、5秒かけて息を吐く」という呼吸法でした。いわゆる腹式呼吸で。

 

 

これに近いことをサウナでも行うと集中して、気持ちがスーッ…と落ち着きます。

 

人間、集中しきっているときは不快感なく気持ちいいと感じます。

 

サウナでも「まだ終わらんのか…あれこれ…あーだこーだ…」と考えるより呼吸を意識して「集中しきる」ことで快感を得られます。

 

 

ただ、高温なサウナの中でこの呼吸を行うのは難しいので、自分は3秒かけて吸って、3秒かけて息を吐くことを行っています。

 

 

このとき重要なのが呼吸に集中することです。

ほんと、数えながら吸って吐くくらいがいいと思います。

 

 

また、よく「目をつむりながら」とおっしゃる人が多いですが、初心者が目を瞑ると普通に眠ったり集中しきれないことが多いので一点を見つめ続けるのがベストだと思います。

 

視界がぼやけてきて、呼吸だけに集中できる瞬間が来ると思います。

ただ何か邪魔が入ったり、「あれ?俺集中してるのでは?」と考えた瞬間集中が途切れるので気をつけましょう。

 

外気浴でも同様に長いこと吸って長いこと息を吐く、呼吸を数え呼吸だけに意識を向ける、一点を見つめ続ける、これらを行うことでいわゆるトランス状態のようなものに入れる気がします。

 

 

こんなことばかり書いてるとめちゃめちゃ胡散臭く思えますが、そもそも人間の感情なんて数字に表れないので自分が良いと思ったものが正義自分の信じるものが正義だと思います。

 

 

その中で僕はマインドフルネス瞑想を信じています。もし貴方に信じるサウナ道がないなら、ぜひ取り入れてみてください。

 

 

マナーについてある程度把握しておく

どんな趣味でもマナーや暗黙のルールみたいなものが存在します。
参入障壁を高くしてしまうし、正直面倒だな~て思うこともあるのと思うのですが、最低この2つさえ守れればいいのかなって僕は思います。

 

 

1.なるべくサウナでは静かにする

サウナによっては注意書きがしてあるところもありますが、これは厳守であるべきだなーって思います。自分が友人を連れて行くときも必ず伝えています。

 

 

シーンとした中でうるさいの、シンプルに他のお客さんに迷惑だし、中には自分みたいに集中したい人もいるはず。

 

よく大学生みたいなのがべちゃくちゃ喋って「我慢大会」みたいなのをやってることがあるが、これは結構邪魔なので静かにしていきましょう。

 

かくいう自分もうるさくて怒られた過去があります。。。

 

 

2.汗ロウリュはご法度

ロウリュとは、サウナストーンにアロマ水をかけて匂いを充満させて、さらには温度も上げるサウナ聖地フィンランド式のサウナ方法です。

 


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サウナに力を入れているところであれば、オートロウリュと呼ばれるシステムが導入されており、決められた時間内に定期的にロウリュされたりします。

 


その中でもご法度とされてるロウリュがタオルを絞って温度を上げる「汗ロウリュ」と呼ばれるもの。

 


ロウリュは匂いも充満するので、これをやられるとくっっっっっっせえ汗の臭いのサウナになります。地獄すぎる。

 

 

本当に迷惑なのでやめましょう、一度これを目の当たりにしたけど本当にくっっっっっっせえから。


もし温度をあげたいのなら「サウナの上の方に座る」


温かい空気は上に行きやすいので、もし満足できないなら高いところに上がっていきましょう。

 


階段1つ上に行くだけでぶわぁぁあああああて汗が出てきます。

 

 


それでも足りないならセット数を増やしたり、激アツサウナに行きましょう、あなたはもう初心者ではありません。

 

 

そして何よりの「暑さ」ではなく「快楽」を求めるのがサウナ道ということを忘れないでください(サウナ道って結局なに?

 

 

 とりあえずサウナに行けばサウナー

 

とりあえず、サウナに入って水風呂に入って外気浴を浴びる。

 

その行為に快感を覚えたならあなたはサウナ―、もう仲間!

 

 

自分はよく名古屋市の山王温泉 喜多の湯や大曽根温泉 湯の城にいるので、ぜひお会いしましょう。声かけてください!!

 

 

また気分次第でサウナのお話をしていきます。